おでかけ・旅行

母娘ふたり旅 伊勢志摩編(4)〜「七里御浜」「獅子岩」「花の巌神社」(世界遺産を徒歩でめぐる)


「鬼ヶ城」の後に向かうのが

ユネスコ世界遺産「紀伊山地と霊場と参詣道」うちの3ヶ所

・「七里御浜(しちりみはま)」

:約22km続く、日本で一番長い砂礫(砂利)の海岸

・「獅子岩(ししいわ)」

:「鬼ヶ城」同様、地震による隆起、海蝕、風蝕によってできた形象の岩

・「花の窟(はなのいわや)神社」

:日本書紀にも記されている日本最古の神社、巨大な岩窟が圧巻

予定では、レンタサイクルを借りて

「七里御浜」「獅子岩」「花の巌神社」を

回る予定だったけど・・・

「獅子岩かい。あそこまでなら、歩いて10分くらいだね」

「鬼ヶ城」近くの観光案内センターの人の言葉を信じて

「七里御浜」を歩いたが

遠くに見える「獅子岩」は

一向に近づかず・・・

5月の「七里御浜」には

大きな鯉のぼりが海の風を受けて

大きく泳いでおり

風を受けて、ばさばさ鳴る鯉たちの下を歩いて

「獅子岩」の方へ向かった

日本一長い砂利海岸のはるか向こうに見える「獅子岩」に

徒歩10分で着くわけなく・・・・・

砂利の海岸を歩いても歩いても

「獅子岩」は、なかなか近付かず

結局、30分以上かかって、たどり着いた(笑)

こっち↓が「獅子岩」の反対側

人の顔のようにも見える形象

反対側にぐるっと回ると

こっち↓が「獅子岩」

海に向かって獅子が咆哮している形象

丸く開いた口の部分に夕日や月が入ると

インスタ映えする写真になるとか

形象がある岩は

周りをぐるっと歩くと

少しずつ形象が変わっていき

ある時、ぐぐっと別の形象になるのが

おもしろいね、とチタちゃんと話す

ようやく着いた「獅子岩」で

写真を撮ったり

娘チタちゃんと私と獅子岩の3人(?)で自撮り

自撮りは、いつも娘が撮ってくれる

スマホの使いこなしについても

言うまでもなく

娘と私は、天と地ほど差がある(笑)

「獅子岩」を過ぎて

海沿いをしばらく歩くと

世界遺産「花の窟(はなのいわや)神社」に到着

(花の窟神社のサイトは、こちら

(「花窟神社」の字の上に「世界最古」や「世界遺産」の文字)

「花の窟神社」は

高さ45メートルの巨大な岩窟がそびえたち

岩全体が御神体になっており

その迫力に圧倒される

(大き過ぎて写真に入らなかった)

パワースポットとして有名らしく

岩の下の方に、参拝場所があり

途切れることなく、人々が拝んでいた

「日本人は無宗教が多いけれど

こういうのを見ていると信仰心が熱いよね・・」

娘と話しながら、しばし椅子に座って休憩(笑)

世界遺産を徒歩で巡ったその日

たくさん歩き過ぎて、足は棒

「やっぱ、レンタサイクルを借りた方が良かったねぇ・・」

娘と海岸に座って、しばし海を眺め

水分と糖分を補給しながら

なんとなくおしゃべりをする

こういう時間も、ふたり旅の楽しみだ♪

お腹が空いて、帰りに入った食堂で

熊野市駅までかかる時間を聞いたところ

「熊野市駅なら、ここから歩いて10分くらいだね」

娘と顔を見合わせて、小さな声で

「きっと30分以上かかるね」

Googleマップで見ても35分

観光案内所が閉まる時間を気にしながら

熊野市駅に向かった

Googleさんのいうとおり

30分以上かかって熊野市駅に着き、

娘と笑いながら

「やっぱ、この街の”徒歩10分”は

”徒歩30分以上”ってことなんだよー」

観光案内所で荷物を受け取り

無事に最終電車に乗って

この日の宿の

クインテッサ伊勢志摩ホテルに

電車を乗り継いで向かった

【母娘ふたり旅 伊勢志摩編】

伊勢志摩編(1)「特急南紀で熊野市駅まで」

伊勢志摩編(2)「熊野古道ってなんだっけ?(世界遺産を徒歩でめぐる 松本峠から鬼ヶ城センターまで)」

伊勢志摩編(3)「断崖絶壁の鬼ヶ城(世界遺産を徒歩でめぐる)」

伊勢志摩編(4)「七里御浜、獅子岩、花の窟神社(世界遺産を徒歩でめぐる)」

伊豆下田編「黒船電車、下田海中水族館、白浜大浜海水浴場」


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あっこママ
早稲田大学 政治経済学部卒、東京都心に在住。 【 高校生のチタちゃん(女子)と小学校高学年のトラ君(男子)、ぱんだパパの4人家族】 大学生のときに摂理に出会う。 15年以上、海外出張もこなし夜中まで働くキャリアウーマンだったが、今は在宅ワーカーとして自分を作り中。 趣味は食べること、ウォーキング、旅行、動物園・水族館に行くこと、悩みは偏食&少食の子供たち、彼らが食べる簡単おいしいご飯を探求中!