おでかけ・旅行

母娘ふたり旅 伊勢志摩編(1)〜引退直前の特急「南紀」で熊野市駅まで


今年のGWは、

高2娘のチタちゃんとふたり旅〜

本格的な母娘旅は初めてかも!

旅行が大好きな我が家

いつも家族4人で、ぱんだパパが運転する車で

あちこち行く

去年のGWは、

車で東京から鳥取&四国一周

今年のお正月は

車で東京から和歌山へ行き

アドベンチャーワールド&USJ(大阪)

と、自家用車を酷使し、

自分たちの体力の限界に挑戦する旅(笑)

今年のGWは、小6男子のトラ君が

「ぼくは教会の子供向けキャンプに行きたい!」とのことで

男子組と女子組に別れたってわけ

コロナが明けで激混みが予想されたGW

チタちゃんは、世界遺産を見たくって

今まで行ったことがないところがいいと言うけれど

私の(ホテル探しなどの)動き始めが遅くって

すでに飛行機や船、ツアーは満員御礼(^^;;

電車で移動できそうなところの

ホテルを探しまくり、

ぽこっと空いて予約できたホテルが

伊勢志摩だった

ということで、

今回の旅のテーマは「世界遺産」♪♪

三重県熊野市には世界遺産が集まっていて

JR熊野市駅からのアクセスが良く、

世界遺産の「熊野古道」

「鬼ヶ城」「七里御浜」

「獅子巌」「花の窟」を

徒歩で回れるっぽい、ことがわかった

早朝、東京を新幹線で出発して、

JR熊野市駅に午前中に到着すれば

午後いっぱい使えるよって

ぱんだパパが調べて、勧めてくれた

ただ、電車の本数が少ないため

電車を1本乗り過ごすと

着くのが2時間後^^;

これは寝坊ができないぞ

朝が弱い我が家にとっては

早朝に家を出ることが最大の難関(笑)

前日の夜は遅くまで荷造りし

大きい荷物を担いで

寝不足の重い体をひきずって

東京駅6時発

新幹線のぞみに乗り込んだ

名古屋駅に7時50分に到着し

名古屋駅8時2分発

JR南紀1号に乗った

やった、これなら午前中に熊野市につけるぞ

予想外に順調な、予定通りの滑り出し(笑)

目的地は、熊野市駅(11時13分着)

特急なので

名古屋駅から熊野市駅までは

10駅で3時間11分

特急「南紀」は1日4本

 南紀1号(名古屋発8時2分発)

 南紀3号(同10時1分発)

 南紀5号(同12時58分発)

 南紀7号(同19時45分発)

乗り遅れると・・・

JRだけで行くなら、

快速みえと紀伊本線を乗り継いで

30駅近く、4時間半超かかる(^^;

結果的に、新幹線も南紀1号も

自由席で座ることができて、

ゆったり電車の旅を楽しんだ

南紀1号(紀伊勝浦行き)に近づくと

カメラを持って走り回る

鉄男くん(鉄道大好き青年たち)たちの姿

うきうきしている大人男子たちが多い(笑)

将来、トラ君もこうなるのかなぁ

電車好きのトラ君のために、

鉄ママの私も、一緒になって写真を撮った

(先頭車両は指定席の2号車、後ろの車両は自由席の1号車、私たちは1号車に乗った)

あとで調べてみたら

特急南紀の車両キハ85系は

国鉄民営化後のJR東海が開発した

鉄道マニアには有名な車体で

展望抜群の「ワイドビュー」と呼ばれた

高級仕様の車体

(シートも床も布貼り、窓が広くて眺望抜群、後ろの窓も大きい)

「キハ85系 当社が発足後最初に製作した特急用気動車
名古屋から高山方面に向かう特急「ひだ」のスピードアップとサービス向上を目的として、当社が発足後に最初に開発した特急用車両です。

大出力エンジンの採用により、高山への到達時間を大幅に短縮し、床の高さを高くした「ハイデッカー」と大型窓の組合せによって、壮大な飛騨路の景色を楽しんで頂けるようにした、当社の特急の先駆けとなった車両です。

その後、名古屋から紀伊勝浦方面に向かう特急「南紀」にも進出し、当社非電化区間を代表する特急用車両として現在も活躍しています。
※キハ85系での定期列車の特急「ひだ」の運転は終了しています。

JR東海のサイトより引用
https://railway.jr-central.co.jp/train/express/detail_02_02/

(トイレも特急列車にしてはキレイだった)

2023年3月に特急「ひだ」は引退、

残る特急「南紀」は

2023年6月に引退するとか

ネットを検索すると

「ありがとう キハ85」

「さようなら キハ85」などの

特集記事がたくさんあった

引退前の最後の連休だから、

鉄道マニアさんたちが乗っていたのかな

電車に乗ると、チタちゃんはすぐに寝てしまい

食いしん坊の私は

名古屋駅で買った駅弁をいただいた

(名古屋名物の味噌カツと鰻。両方とも駅弁としては、かなりおいしかった♪)

思春期はひたすら眠い。

眠り姫のチタちゃんと一緒にうとうとしたり

写真を撮ったりして、ゆっくり過ごす

(四日市、鈴鹿、松阪、、聞き覚えはあるけど、行ったことがない駅たち)
(津駅、ひらがなで「つ」って書くと、インパクトがある)
(単線の線路をひたすら走り続ける)

車窓の外は、田舎の風景から

山の中、きれいな海など

そのうち、熊野駅に到着した

(気のせいか、日差しが東京よりも強いかも)
(↑熊野市駅、熊野古道の看板がいい感じに)
(↑切符の券売機の横のパネル、この右側の景色たちを、この後に全て見ることになる!)

熊野駅の目の前の

熊野市観光協会

https://www.kumano-kankou.info/

大きい荷物を預けつつ、

どうやって回るのがいいか、相談してみた

とても親切でフレンドリーなおじさんたち、

にこにこしながら

帰りに乗る電車の時間と

熊野市を徒歩、もしくは自転車で回る

一番いい回り方を教えてくれた

私が今回の旅で心配していたのは、熊!

「熊野市っていうから、熊が出るんじゃないですか?」

って聞いたら、

「いやいや、この辺は、熊は出ないよ」と

あっさり心配を払拭してくれた(笑)

荷物を預けて(1日1個300円)

おじさんたちが勧めてくれた方角へ

チタちゃんと一緒に

「松本峠」目指して歩き出した

(続く)


ABOUT ME
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あっこママ
東京出身、都内在住、早稲田大学 政治経済学部卒。【 女子高校生チタちゃん、男子中学生トラ君、ぱんだパパの4人家族】 宗教嫌いで旅行三昧だった大学生のときに「キリスト教福音宣教会(摂理)」に出会う。 15年以上、海外出張をし、夜中まで働くキャリアウーマンだったが、子育てを機に、今はテレワークで自分を作り中。 趣味は旅行、陶芸、食べること、お出かけ(水族館、博物館など)etc..。”子供とお出かけ情報”を多数掲載。