6月のある土曜日
小５息子のトラ君と
久しぶりに昭和記念公園に行った
立川にある昭和記念公園は
小さい頃はよく行った
お気に入りの公園
東京でトップクラスの広さで
面積は180ha(ヘクタール)、
東京ドーム(約4.7ha）の約38倍
東京デイズニーランド＆シー（約100ha）の
1.8倍だそうだ
公園は無料ゾーンと有料ゾーンがあり
有料ゾーンには５つのゲート
（立川、西立川、砂川、玉川上水、昭島）
JR立川駅から入口（立川口）まで
徒歩10分程度、
JR西立川駅から入口（西立川口）まで
徒歩約２分で、なかなか便利な立地
公園の駐車場は３カ所あり
周辺にも駐車場があって
駐車台数も多いので
土日もほぼ駐車できる（紅葉の時期を除けば）
わが家は
ぱんだパパがいるときは車
いないときは電車で行く
今回は、ママとトラ君の２人旅
どうせなら、
いつもとちがう電車で行きたいと
お願いされた
好きなことには目の色が変わり
やりたいことにはすぐ動くトラ君
Googleマップを見て
「ママ、急いで！
今すぐ出れば、お座敷列車に乗れるよ」
お座敷列車が何かもわからない私
大急ぎで家を飛び出し
6月の暑い中、駅まで走る
途中、ネットで調べつつ
新宿駅に着いたが
ホームに着いたのは
お座敷列車の発車１分前だった
（予約していないので乗れない）
目の前を通り過ぎていく
お座敷列車を見つめながら
「お座敷列車に乗れなくて悲しいから、あずさに乗りたい」
トラ君のおねだりに負けて
（私もあずさに乗ってみたい）
駅ねっと（JR東日本のアプリ）から
特急あずさを予約した
（駅ねっとは、特急券100円引き、
スマホ１つで座席予約ができて便利）
しばらくして
ホームに滑り込んできたのは
ぴっかぴかの車体の特急あずさ
そのぴっかぴかさに
お座敷列車に乗れなくて
テンションダウンしていたトラ君の
顔がぱぁっと明るくなった
「よかったね。
神様があずさに乗るように
してくださったのかもね」
私の問いかけにうなずいて
電車に乗り込むトラ君
晴天の土曜の朝だったが、すいており
清潔な車内で涼しく過ごした
新宿から立川までの1駅は
とても快適な時間だった
たった一駅だから
特急券は数百円、
お財布にやさしい
たった一駅だけど
特別感満載だから
電車好き男子も（親も）
満足度は高い
(次は小淵沢まで行きたい〜と言われた)
以前、鉄道博物館の入場券と
上野駅〜大宮駅ひと駅分の
新幹線の切符が一緒になった
セット券が売っていて
「誰がこんなの買うんだろう」と
その時は思ったけれど
今はその楽しさがわかる
特急列車等に乗って目的地に行く、
ただそれだけのことが
乗り物好きには一大イベントになるのだ
（これは乗り物好きのトラ君がいて
初めてわかった楽しみ方）
昭和記念公園の入園料は
一日券 大人450円
２日券 大人500円
小中学生以下は無料
シルバー料金もあり
入口を入ると
まっすぐにサイクルセンターへ向かう
（立川口、西立川口、砂川口にある）
貸し自転車は
１日券 大人530円（中学生以下 320円）
３時間 大人420円（中学生以下 260円）
自転車が走れるコースは決まっており
（自転車は持ち込み可能）
あちこちに自転車置き場も完備、
園内は、徒歩で移動するには広すぎるので
園内の複数箇所に行きたいなら
自転車か、
パークトレインで移動することを
強くお勧めする
自転車の種類も
・普通の自転車（ママチャリ）
・ロードサイクル
・子乗せ自転車
・タンデム（2人乗り）
・子供用自転車
と色々あり、台数もそれなりに多い
それでも、
午後には自転車がなくなることもある
サイクリングコースからも
季節によって色々な花を見ることができる
昼ごはんは
園内にあるレストラン（売店）で
外のテーブルで冷やし中華を食す
（暑すぎて、冷たいものしか食べないトラ君）
バーベキューガーデンがあり
事前予約していれば、
手ぶらでバーベキューもできる
昼食後の激アツい時間、
トラ君たっての希望でボート乗り場へ
太陽がジリジリ照っていたので
屋根付きの足漕ぎボートに乗った
湖面（池の面）から来る風が涼しく
癒される
ふと気がつくと・・・
ボートに寄ってくる魚たち（多分フナ）
１匹、２匹、３匹、４匹
餌を上げるわけでもないのに
ボートを漕いでいる30分の間
ずっとついてくる
「不思議だね。こんな経験、初めて。
きっと神様が共にしてくださってるんだよ」
思わずトラ君と盛り上がる
お気に入りの場所はみんなの原っぱ
東京ドーム2個分の広さだとか
ボールで遊んだり
寝っ転がったり
広い空と大きな木のある野原に
とても癒された
ちなみに
高校１年生になったチタちゃんは
今日も部活。
コロナが徐々に開け始めて
家族で一緒に出かける回数も減ってきた
トラ君も再来年は中学生、
部活次第では
チタちゃん以上に忙しくなるかもしれない
猛暑の公園で汗をかきながら
子供と一緒にお出かけできる時間の
貴重さを改めて感じた
