つれづれ

大腸がんになりまして


お久しぶりです。
まりもです。

ご無沙汰しているうちに
3回の流産を経て、3人のママになったまりもですが
なんと!
今回、大腸がんが見つかりました。
結構ヤバいところでしたが、ギリギリ今のところ他の臓器には転移していないので手術をする予定です。
というわけで
しばらくはこの病気のことを中心に書いていけたらと思っています。

まず、今回私がなったのは大腸がんの中でもS字結腸がんというもので、長ーい腸の最後の部分にできた悪性腫瘍になります。
後述になりますが、検査してくれた先生もこの辺りが病気になりやすいんだよねーと言っていました。
調べてみたら、女性の死亡率一位がなんと大腸がんだそうで
その理由の一つが見つかりにくさだそうです。
実際、わたしも症状はかなり出ていました。
見つかる2カ月前に腹痛で緊急搬送される(そのときは見つからなかったのですが)
その前からずっと腹痛、血便(痔だと思っていた)、便秘が続いていました。
しかし、いずれも慢性的なものだと思い込んでいました。特に産後だったのでどれもあるあるの症状。
しかし緊急搬送後から特に腹痛は酷いのが続き、近隣のかかりつけ医から強く勧められてようやく内視鏡検査をして見つかるようになりました。
検査してくれた病院の先生も、まさかという展開。
授乳中で下剤が使えなかったため、全体の検査はできず、一応リスクが高い結腸部分だけなら下剤なしで見れるからとおまけ的にした検査。
緊急搬送時のCTでは見つからなかった、たった2カ月で明らかにわかるまでに巨大化した腫瘍。

本当に見つかったことに感謝しています。

勧められていたにもかかわらず、季節の変わり目で子供たちも体調を崩し気味で
検査を伸ばしているうちの進行。
わたしも子供のことで自分のことが後回しになってしまったことは反省しています。

もし、これを読んでいる方の中で不安な要素がある方はぜひ検査してほしいです。
ないならないでいいんですから。
でも、もしあったら
わたしのように手遅れになる前に見つけてほしいです。

今回、手術の説明を受けた際に
なんで自分が、と思うかもしれないけれど
原因はありすぎて特定は難しい
今の時代、道を歩いたら石に躓いて転ぶように
生きていたらがんになる時代です。
と言われて
妙に納得してしまいました。
本当に、他人事ではないのです。

がんになったと言ったら
周りの方がびっくりしていて
実際、私に会うと明るすぎてまたびっくりされます。

体は正直、しんどいです。
腹痛だけではなく
いまは体が弱ってきてるのか
簡単に熱が出たり具合が悪くなります。
食事もあまり取れないせいか痩せてきたし、吐いてしまうこともあります。

見つかったときはやっぱり落ち込みもしました。
生検の結果見ずして、見るからに悪性の、しかも管が塞がりかけているほど大きい腫瘍。
まだ小さい子供たち。
今死んだら下の2人の記憶にわたしは残らない。
旦那さんだけには話したけれど
親にも言えなくて
しばらく涙が止まらない日が続きました。

でもある日、一日中子供たちを連れてあちらこちら用事を済ませていたら
「わたしはいまこんなに元気じゃない
死ぬ気がしない!」
という考えが湧いてきて
そこから
死ぬかも、、→死ぬものか!
と考えが変わってから
気力が湧いて物事をまともに考えることができるようになりました。
やはり「人は考えで生きる」
という御言葉通りです。
どういう考えを持つか次第。

そこから実際、続く検査のために子供たちの保育先を探すため役所に何度も足を運んだり、保育園に電話したり
忙しい日々を過ごしながら
またまた考えが変わってきました。

病気を通して忘れていたものを取り戻すようになっていったのです。

「当たり前の日々の価値性」
今日生きてる感謝
子供にイライラしても、これが自分の最後の姿になったらと考えると愛が溢れてくる
夫への感謝、愛

「信仰を持って生きていることの価値性」
いつかは死ぬとしても、明確な目的を持って生きていることの自負心
なんのために生まれ、何をすべきかわかって過ごす1分1秒の価値
私は、信仰を失って長生きするより、短くても最後まで信仰を守りたい
神様が全てくださったから、神様の御心通りにしてください

それを思い出したら
死ぬことが怖くなくなりました。
もちろん家族を残してはいきたくないけど
本当に心は平安になったんです。

わたしは本当に信仰を持って生きてきてよかったと思います。
何もなかった人生
大学院まで行って学歴はそこそこあったし、見た目にはそれなりに見えても
生きる目的が見つけられなくて空っぽだった私の人生
いま満たされている全ては神様がくださったことを認めます
だから贅沢はいわない
ここで終わりでも本当に感謝
感謝できる生をくださって感謝
ひたすら感謝が溢れて幸せです。

もちろん、まだやりたいことがたくさんあるので死ぬ気はないですが
そうなっても悔いはないということです。

それに、神様はこれを通してわたしにもっと良くしてくださろうとしているのではないかと感じてもいます。
だから神様と人間の考えはあまりにも違いすぎて
誤解して信じられない
鄭明析牧師先生が教えてくださるからこそ
正しくわかって信じられる
それを強く実感しています。
次回は神様がどのようによくしてくださろうとしていると感じるのかを書けたらと思います^_^


ABOUT ME
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まりも
人生にさ迷っていた大学院時代に北の大地で摂理に出会い、散り散りだった日々がまりものように丸くまとまり始める。その後、仕事で首都圏へ。湖に帰りたいと泣きながら激務によりいっそう練達され、大分美しい球状に近づいてきた。近年、暑さに弱いのに日本有数の暑さを誇る地に嫁入り。負けじと光合成に励み、子まりもを増殖。3度の流産にもめげずに第二子、第三子を出産。現在は阿寒湖のように懐広い夫と共に三人の男子まりも、まーちゃん、ひーくん、あーたんの育児に奮闘中。