今、生きていることが本当に奇跡だと思わずにはいられないほど、
特に0代から10代にかけて、私は命が危険な目に様々遭いました。
先日、私が4歳の時に経験した出来事について、
実家の母から詳しく聞く機会があったんです。
4歳だった当時、
私の住んでいた家の近くに畑がありましたが、
その畑には溜池がありました。
ある日、近所の友達数人と私とで畑の溜池のそばで遊んでいました。
ところで、子供達の近くに親達はおらず、
畑仕事をしているお婆さんがいたそうです。
お婆さんは、子供達が溜池を覗き込んでいるのを見て危ないなと思い、
畑仕事をしながら子供達の様子を見ていたそう。
そうしているうちに、私は、誰かに背中を押されて溜池に落ちてしまったそうです。
「このまま死んじゃうんだ」と、私はほとんど諦めたような気持ちで
池の中から水面の方を見ていた記憶が残っています。
畑仕事をしていたお婆さんは、私が溜池に落ちたのを見て、
溜池のすぐ近くで建築作業中だった大工さんに声をかけ、
一緒にかけつけて私を池から救出してくれたそうです。
4歳のこの時、私はまだ神様を知らずに生きていました。
後に、キリスト教福音宣教会で御言葉を学ぶようになり、
命が危ない状況の中、命を守られ生かされた経験を沢山
なさった鄭明析牧師から、神様は、人や万物、環境を通して、
様々な方法で助けて下さると学びました。
学んでいく中で、溜池に落ちて助けてもらった幼い日の経験を思い出すようになり、
あの時、見える形では、畑仕事をしていたお婆さんと
大工さんが助けてくれたけれど、
根本的には、目に見えない神様が、お婆さんと大工さんを
通して助けて下さったのだと知るようになりました。
神様は、同じ畑の中にいたお婆さんに
子供達を心配する心を与え、
仕事をしながらも気に掛けるようにさせ、
危険を察知するようにさせ、
私が池に落ちる瞬間を見るようにさせ、
近くで建築作業中だった大工さんに急いで声をかけるようにさせ、
かけつけて救出するようにさせてくださいました。
そんなふうにして、神様は、周りにいた大人の心と身体に、
絶妙なタイミングで細やかに働きかけて下さったので、
私は助けられ、今、
こうして生きていられることに感謝せずにはいられません。
炎のような瞳で守ってくださる神様です。
ひとみのようにわたしを守り、 みつばさの陰にわたしを隠し、
詩篇17篇9節
もし、お婆さんが子供達が溜池のそばにいるのを気にせず、
畑仕事に没頭していたら、落ちたのも気づかずに、
子供達が賑やかに遊んでいるなと思うくらいで、
急いで助けに行くことはできなかったのではないかと思います。
更には、お婆さん一人だけがいて、近くに大工さんがいなかったら、
年をとった女性が溜池に落ちた子供を救い上げることは、
重くて到底できなかったのではないかと思うのです…。
過ぎた日、神様が命の危険から守ってくださったことを見ると、神秘的で霊妙だった。
ただ神様と聖霊様と御子だけが分かって、人を着て行なわれた。
そして行なった後で、すべてのことを見て悟るようにしてくださった。
<キリスト教福音宣教会 鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師の御言葉より>
あの時も、そして、今この瞬間にも、
炎のような瞳で命を守ってくださる神様。
目には見えないけれど、
命を愛して、
人を通して、環境を通して、
万物を通して、あらゆる方法で助けて下さる神様。
今日も、私と全世界の人々を愛して
生きて働きかけて下さっている神様に心から感謝します。
