どうもこんにちは。
徳島だよりの時間です。
最近仕事で残念なことがありました。
先週の台風の影響により、担当してる工事の現場で、施工終わっていた場所が流されてしまいました。
山の斜面に排水管を設置する工事だったのですが、台風による大雨によって、埋めた土砂が流されて、設置していた排水管も折れ曲がってしまったのです。
せっかくここまで施工したのに。。。
業者も残念がっていましたし、私もがっかりしました。
幸いにも工期には比較的余裕はあるのですが、使えなくなった排水管を撤去して、再度設置しなければならないので、手間もお金もかかります。
また、次に大雨が来た時に流されないように対策もしなければならないので、その手間もかかります。
何でこんなことに…
私はかなり落ち込みましたが、その時、牧師先生のことが頭に浮かんできました。
牧師先生が故郷である月明洞の自然聖殿を開発された時のことでした。
たくさんの岩を積み上げた、岩の造形と呼ばれる場所があるのですが、これを完成させるまでには、多くの困難がありました。
岩を積み上げても積み上げても、崩れてしまう日々。
崩れるたびに、牧師先生もお弟子さんたちも、非常にがっかりされました。
しかし、牧師先生は「岩は崩れても、私の心は崩れなかった」とおっしゃり、何度も岩を立て直しました。
そして、6回目にしてようやく岩の造形を完成させたのです。
そのように私も、「排水管が折れても、私の心は折れなかった」と思って、諦めずに頑張ろうと思いました。
今は、どのようにすれば大雨で流されないか、その対策を立てているところです。
さすがに公共工事なので、岩の造形みたいに5回も崩れるわけにはいきませんが、今度はしっかりしたものを作れるように頑張りたいと思います。