子供たちの「好き」に寄り添った形のお出かけをした今年の夏休み
前半(自然編)は、女子大生のチタちゃんが好きな自然の中で過ごしたけど、乗り物大好きな中2男子のトラ君は、全く違う過ごし方になった
🚴♂️ 息子と乗り物の夏 三浦半島でサイクリング
小さい頃から乗り物が大好きなトラ君
私「チタちゃんの大学生キャンプの時、トラ君は何をしたい?電車に乗って旅行するとかでも良いよ!1泊までならOK、出せる金額も決めるから、その中で考えてみてね」と課題を与えてみた(笑)
トラ君はネットを駆使して、いろいろ調べ、乗りたかった電車は満員で諦め、予算オーバーで諦め、を繰り返し…
「決めたよ!明後日は、電車で三崎港まで行き、三浦半島でサイクリングしよう!」
「え、条件にはあってるけど、東京より南東の三浦半島で、猛暑の真っ昼間にサイクリングかぁ…」
熱中症になりそうなプランに母は気が重かったけど、トラ君はさっそくみうらレンタサイクルで自転車を予約した
前日の夜、ぱんだパパが一言「明日は休みを取ったよ」
想定外の一言に「え??一緒にサイクリング行く?」というわけで、トラ君と父母の3人でお出かけとなり、パパ大好きトラ君はとても嬉しそう
当日も朝から35度越えの猛暑で、早朝から熱中症警報が出る中
京急線で三崎港口まで行き、駅でレンタサイクルをゲットして、近くのスーパーで飲み物と軽食と日焼け対策グッズを調達し、城ヶ島公園向けてのサイクリング
のんびり潮風を感じながらサイクリングを期待したが、運動部所属の中学生男子とのサイクリングは、ほぼジムのトレーニングマシンだった(笑)
電動自転車とはいえ、坂道が多く、猛暑の中のアップダウンはそれなりに汗が出る
坂道はかなり長く、人も車も少ないから、男子たち(父と息子)は下り坂になると猛スピードで飛ばし、あっという間に視界の外へ去って、母は置いてきぼり
↓左上)ジオパークの地形、右上)遠くで泳ぐ親子と足元にはクラゲ

↑左下)城ヶ島へ渡る橋は歩道があり、自転車で渡った。海風が気持ちよく、景色もいい!
ウミウ(海鵜)の生息地がある城ヶ島公園を徒歩で一周したり、海岸で少し遊んだり、スシローでのランチ以外は、ひたすら自転車で三浦半島の先っぽを走り回っていた
自転車を借りた時間が7時間、そのうち4時間半以上は、真夏の太陽と潮風の中、ひたすら自転車を飛ばして走り続けたから、後半は暑さよりもお尻の痛さのほうが上になった(笑)
中学生男子の体力と、乗り物オタク男子の情熱と、猛暑に完敗した夏休みの1日だった
🚃 息子と乗り物の夏 ちょこっと特急
トラ君が、教会の友だちとキャンプに行く日の朝
珍しく「耳が痛い」と騒ぎ、耳鼻科に行って、内耳炎と外耳炎のセットだと診断された
キャンプの集合時間には間に合わないから、後から合流するために、ぱんだパパと二人で出かけて行った
しばらくしたら何やら楽しそうな写真が送られてきた
ロマンスカーに乗っている父と息子のツーショットで、トラ君がキャンプに合流した後は、ぱんだパパはJRのグリーン車に数駅だけ乗って帰ってきた
ちょこっと特急が快適なことに気がついてしまったトラ君とぱんだパパ

その後も、小田急線で遠出をした帰りに数駅だけロマンスカーに乗ったり、埼玉に行った帰りに特急ラビューに乗ったり、ちょこっと特急にはまっていて、旅好きな私も一緒にプチトリップ気分を楽しんでいる
(↓特急ラビューの明るい車内、所々にいるムーミンが可愛い)

🚄 息子と乗り物の夏 大阪万博
8月下旬の大阪万博のチケットを取り、東京から大阪万博に行く交通手段も決めなくちゃだけど
・新幹線のぞみ
・飛行機
・夜行バス
の3択だと私は思っていた
大阪万博に行く日が近づいてきたある日、乗り物大好きトラ君は、何やら嬉しそうにネット検索を始め、どのルートにするか悩み「チケットを取らないと座席がなくなるから早く!」と見えない誰かと戦い始めた
トラ君にとっては、東京ー大阪の交通手段が、過程ではなく、旅のメインだったらしい(笑)
「ルートを決めるのは任せるね」と、条件を出した上でトラ君に一任した
結局、東京ー大阪間
(行き)東京→名古屋 新幹線こだまのグリーン席
名古屋→なんば 近鉄特急「ひのとり」プレミアムシート
(帰り)大阪日本橋→名古屋 近鉄電車
(近鉄奈良線、近鉄大阪線、近鉄名古屋線の乗り継ぎで約4時間!)
名古屋→東京 新幹線ひかりの指定席
ちなみに、こだまのグリーン席は、「ぷらっとこだま」を利用、新幹線ひかりの料金内でグリーン車に乗れるので、とても快適だった
新幹線のグリーン車に初めて乗ったが、シートもふかふかでとても快適!
とても空いていて、くつろいだり、本を読んだりしているうちに、名古屋駅に到着
名古屋で乗り換え、駅弁を買って、近鉄特急「ひのとり」のプレミアムシートに
赤を基調とした美しい車内、ふかふかシートにトラ君はご満悦
私も電車好きなので、快適すぎるシートに舞い上がり、電車の中を探検して写真を撮っているうちにあっという間に大阪に到着、もっと乗りたかった…

「ぷらっとこだま」はお得なので帰りも使いたかったが、翌日のスケジュールを話し合っているうちに、申し込み締め切りを過ぎたことに気がつき、トラ君はがっかりして、そのままふて寝
翌朝、試行錯誤して決めたのが、朝はゆっくりして、Nゲージ(鉄道模型)のお店に行き、日本橋から名古屋まで近鉄の普通列車を乗り継いでいく、というプランだった
近鉄線の先頭車両で窓に張り付いて、車窓を楽しむトラ君
私はスマホの写真の整理をしたり、LINEを確認したり、居眠りしたり、のどかな車窓を見ながらゆったりくつろいだ
そして、名古屋からは新幹線ひかりで東京へ
🌟 夏休みを振り返って
今年の夏休みは「子供たちの好き」に寄り添った時間だった
自然が好きな娘と、乗り物に夢中な息子
それぞれの世界に一緒に入り、親子で楽しむことができたかな
家族のかたちは少しずつ変わっていくし、友達との時間が増え、親と過ごす時間は減っていく
だからこそ、子供たちと一緒に過ごせたこの夏の一日一日が、よりいっそう大切に思える
笑ったり、疲れて不機嫌になったり、一緒に歩いたり、走ったり、人混みにもまれたり、さりげなく荷物を持ってくれたり、その全部が大事な時間
「来年の夏はどうなるんだろうね?」と娘に聞いたら、「先のことはわかんない。東京にいるかもわからないしね」と軽く返された
たしかにそう、その時その時「今が大事」だね!
📖 今日の聖書のことば
「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい。」
(コロサイ人への手紙 3:18)











