2022年11月8日、
皆既月食と天王星食が同時に起こり、
日本各地で観測ができた
日本で、観察しやすい皆既月食
ちょうど日の入り後
空の高い位置で皆既月食が起こるため
観察するのにとてもよかった
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過去に皆既月食+惑星食が起きた時とは?
皆既食中に惑星食が起こるのはたいへんまれなことです。
日本で前回皆既食中に惑星食が起こったのは、1580 年 7 月 26 日の土星食です。
日本で次回皆既食中に惑星食が起こるのは、2344 年 7 月 26 日の土星食です。
(国立天文台の解説資料より引用)
過去に同じ現象が起きた
442年前の1580年は
日本では織田信長の全盛期
![](https://marry-bless.com/wp-content/uploads/2022/12/image.png)
武田軍(武田勝頼)を
鉄砲隊で打ち破ったことで有名な
長篠の戦い(1575 年)の後、
石川本願寺を滅亡(1580-81年)させ、
本能寺の変(1582年)で
信長が自害する前
世界に目を向けると
ルターの宗教改革(1517年)以降
![](https://marry-bless.com/wp-content/uploads/2022/12/nigaoe_martin_luther.png)
プロテスタントが広がって
旧勢力(カトリック)の弾圧を受け
スペインをポルトガルが併合(1580年)し
エリザベス1世統治下(1558年-1603年)の
イギリスの黄金時代
![](https://marry-bless.com/wp-content/uploads/2022/12/image-1.png)
そして、
次に日本で皆既月食+惑星食が起こるのは
322年後の2344年
日本で皆既月食+惑星食が見られるのは
今世紀1回どころか、
数百年に1回の天体ショー
悠久の時、広大な宇宙の中
その瞬間に存在していることを実感させられる、
小さな人間の力を超えた存在
神様の力を感じるできごとだった
月食について知るにはどこを見ればいい?
今回の月食については
国立天文台の資料がわかりやすい
・月食とは何か
・月食の種類(皆既月食と月食のちがい)
・皆既月食中の食の色
(国立天文台の解説資料はこちら)
![](https://marry-bless.com/wp-content/uploads/2022/12/Screenshot-2022-12-06-at-14-45-59-luna-eclipse-factsheet.pdf-1024x566.jpg)
![](https://marry-bless.com/wp-content/uploads/2022/12/Screenshot-2022-12-06-at-14-45-21-luna-eclipse-factsheet.pdf-1024x519.jpg)
さらに、同時に起こる惑星食
(今回は天王星食)についての解説が
理解を助けてくれる
・惑星食について
・惑星食の種類
・天王星食について
(国立天文台の解説資料はこちら)
![](https://marry-bless.com/wp-content/uploads/2022/12/image-2-1.jpg)
皆既月食と犬の遠吠え
その日の夕方、トラ君が行った
習い事(スポーツ)のコーチが興奮して
「もう月食始まってるよ」の後のセリフ
「私、よくぞ、このタイミングで生まれたって思うよ!」に
「それな!」ってスタンプを押したくなった(笑)
19時すぎ、習い事から自転車に乗って
どんどん暗くなる月を見ながら帰る
道ゆく人たちの多くが空を向き
月にスマホを向けたり
指差している
その一方で
スマホを見ながら
いつも通り早足で歩き去る会社員たちも多い
皆既月食になる瞬間
通りがかった公園で
トラ君と一緒に月を眺めていたところ
犬が「おおーーーーん」と
遠吠えをする声があちこちから聞こえた
![](https://marry-bless.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2666-1024x718.jpg)
野生から離れた人間はわからなくても
動物は異変を感じるのだろうか
東京都心の夜は
徐々に月が暗くなっても
気がつかないほど明るいけれど
電気がない昔は
科学的な知識もない中で
満月が急に暗くなって
明るく輝く月が赤銅色に変わり、
犬や動物たちの遠吠えが聞こえたら
恐怖を感じ
世界の終わりが来たように思えただろう
![](https://marry-bless.com/wp-content/uploads/2022/12/cf40a71d1c488b7353e3c3b72e8bb288-1024x683.jpg)
聖書に書かれている「赤い月、赤銅色の月」
世界的ベストセラーといわれる聖書には
「赤い月」=「血のような月」についての記述がある
主の大いなる恐るべき日が来る前に、日は暗く、月は血に変る。
(旧約聖書ヨエル書2章31節、口語訳聖書より引用)
これは預言者ヨエルが預言していたことに外ならないのである。すなわち、『神がこう仰せになる。
終りの時には、
わたしの霊をすべての人に注ごう。
そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、
若者たちは幻を見、
老人たちは夢を見るであろう。
その時には、わたしの男女の僕たちにも
わたしの霊を注ごう。
そして彼らも預言をするであろう。
また、上では、天に奇跡を見せ、
下では、地にしるしを、
すなわち、血と火と立ちこめる煙とを、
見せるであろう。
主の大いなる輝かしい日が来る前に、
日はやみに
月は血に変るであろう。
そのとき、主の名を呼び求める者は、
みな救われるであろう』
(新約聖書使徒行伝2章16〜21節、口語訳聖書より引用)
小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり
(新約聖書ヨハネの黙示録6章12節、口語訳聖書より引用)
皆既月食+天王星食を見て
皆既月食は時々起こるが
今回、貴重だったのは
皆既月食の真っ最中に
ダブルで天王星食が起こること
月の光が暗くなったために
肉眼や望遠鏡で、天王星食を観察できるという
我が家には望遠鏡はなかったので
家のリビングで、家族でご飯を食べながら
国立天文台の中継をYouTubeで見た
皆既月食中の月に
じりじりと吸い込まれていく天王星の映像
信長たちは
赤銅色の月に吸い込まれる星に気がついたかな
![](https://marry-bless.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2663.jpg)
その後、家族で
屋上で皆既月食が終わるのを見守った
以前も何度も、こうやって
家族で屋上で天を見上げていたっけ
いつまで、こうやって一緒に
感動を共有できるだろう
子供たちが大きくなってきて
1つ1つの特別な瞬間を
共に過ごしていることの
貴重さを感じている
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