つれづれ

がん患者に教会の人がしてくれたこと


こんにちは、大腸がんのまりもです。

前回手術するはずだったのですが、まだできてません。
あとは寝て起きたら手術というタイミングで発熱と嘔吐がひどくなり
夜の間中、検査やら点滴やら、、
明日手術できるのかという不安を抱えながらうとうとしていたら朝になりました。
これから手術の可否が決まる感じです。
その前にどうしてもこれを書いておかなきゃとベッドでスマホを握っています。

朝起きて、ベッドでお祈りしていました。
最初は助けてください!とお祈りしていたんですが、昨日読んだ聖書の使徒行伝で、パウロたちが獄に捕まりながら賛美し、祈っているシーンを思い出しました。
囚人たちはそれに聞き入っていたと書いてありました。
そのとき、ああ、パウロたちは助けてくださいってお祈りじゃなかったんだろうな、とふと考えました。
自分も自分のことばかりで、神様の気持ちを考えてなかったなあと思いました。
今の自分を見ている神様の気持ちを考えました。そうしたら心が穏やかになりました。いつもそうやって自分の次元から抜け出させてくださる神様です。
自分の位置、感情に留まっていると見えなくなるものが多いです。
祈りはいつも自分の考えから抜け出させてくださいます。

教会の人たちからたくさんお祈りしてるよ!とメッセージをもらいました。
本当にたくさん、、、
このブログを読んで、面識もないのに祈りたいと知り合いづてに連絡くださった方もいました。
本当にみなさんありがとうございます。

ここに至るまで、お祈りだけではなく
実際に食事の差し入れや、子供の保育、買い物や家事手伝い、病院への送迎など
実質的にも本当に助けてもらいました。
動けなかったときは毎日当番決めて家に来てくれました。
入院中のいまも、子供の送迎など手伝ってくれています。

本当に感謝しています。

でもここで言いたいのは
それがわたしだからではなく
キリスト教福音宣教会の人は
みんなそういう精神を持ってるってこと。
そのように、鄭明析先生が教えてくれたからなんです。

鄭明析先生は祈りもしてくださいますが、実際に食べられない人には食べさせ
痛む人は癒し
共に行ってくださいました。
一緒どころか、誰よりも汗を流され行う方です。
まりもの母は信仰はありませんが
鄭明析先生にあったことがあります。
母は先生をみて
なんで、先生自らがあそこまでするの?
と不思議がっていました。
そして、いまも先生は誠実な方であるということについて疑いもありません。
一回会っただけでも。
それぐらい、いつも命をかけて行っていらっしゃいました。
栄誉だけを受けようとするならば
あまりにも損の方が多い生き方でしょう。

鄭明析先生の弟さんが、以前
先生はなぜ孤独でないかわかりますか?
と話されたことがありました。
先に愛するから
そうおっしゃったことが忘れられません。
鄭明析先生が受けている愛はその愛を注いだ分に見合わないんじゃないかと
私は考えるくらいです。

ここでいう愛が
異性的な愛ではないことはよくお分かりになっていただけると思います。
どうやって、男女の愛だけで
欲情だけで、できるでしょう

いま、私を助け、支えてくださっている
教会のみなさんが注いでくださっている愛が
異性の愛でしょうか

わたし達はそんなことは一つも教わってません

いつも互いに愛し合いなさい
お互いを顧みてあげなさい
私ができない分、してほしいと
そうおっしゃって
わたし達を教えてくださった
鄭明析先生の愛です

「イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 これがいちばん大切な、第一のいましめである。 第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。」
‭‭マタイによる福音書‬ ‭22‬:‭37‬-‭39‬ 口語訳‬

この聖書の言葉を誰よりも実践された生です。
神様を愛し
神様の愛を教えくださり
神様の愛で接し、顧みてくださいました

それでも
よくしてもらえるのは
わたしだから
私の平素が良かったからなんて言うならば
そのわたしこそ
鄭明析先生の教えによって
キリスト教福音宣教会によって
そのような自分になれたのだと言いたいです。
わたしはもとからそんな人間ではありません。
教会のなかでも、教会の人を本当に大切に思えず、苦手で、逃げ回っていた時期もあります。

育ててくださったんです
ここまで
本当に、愛せるようになるまで

いつかその話も書けたら書きたいですね

みなさん、本当にありがとうございます。
鄭明析先生、本当に本当にありがとうございます。

誰だって
この次の瞬間の命がどうなるかなんてわからないじゃないですか

わたしはどうしてもこれだけは残したかった
言葉はあまりにも足りないけど

みなさんの愛は必ず神様が義として覚えてくださると信じます
ありがとうございます


ABOUT ME
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まりも
人生にさ迷っていた大学院時代に北の大地で摂理に出会い、散り散りだった日々がまりものように丸くまとまり始める。その後、仕事で首都圏へ。湖に帰りたいと泣きながら激務によりいっそう練達され、大分美しい球状に近づいてきた。近年、暑さに弱いのに日本有数の暑さを誇る地に嫁入り。負けじと光合成に励み、子まりもを増殖。3度の流産にもめげずに第二子、第三子を出産。現在は阿寒湖のように懐広い夫と共に三人の男子まりも、まーちゃん、ひーくん、あーたんの育児に奮闘中。