こども・子育て

中高一貫校の高校2年生 中高一貫校で感じた「中学生」と「高校生」が全く違うと感じたこと


チタちゃんが高校生になって1年が経った

女子中高一貫校で

中学も高校も同じ学校で同じ制服

部活も友だちも同じ

制服がキツくなってきたこと以外は大して変わらないと思っていたけれど

中学生と高校生は全く違うことを感じる1年だった

後から思えば、

その違いを認識したのは

高校の入学式だった

高校の入学式の朝

高校生のリボンをつけて

ちょっと大人っぽく見えるチタちゃん

いつもの講堂に入ると

いつもの親たち

いつもの先生たち(笑)

普通に入学式が進行し

校長先生のお話、クラスと担任の発表

あっさりと入学式は終わった

ちなみに

入学式の後に

保護者会という名の大学入試説明会があり

中学の保護者会よりも

中学の卒業式よりも

スーツ姿の父親の出席率がはるかに高く

やはり中高一貫校は、教育熱心なパパが多いんだとわかった

高1になったばかりの時は

「高校に入ったけど、やっぱ中学とあんまり違いない」って思っていた

でも、同じ学校でも中学と高校は全く違っていた

高校生になって何が変わったか

一言で言うと、

大人(先生たち)の接し方が変わり

本人の責任が増えたことで

本人の意識が変わっていった

義務教育とはちがい

中学生のように、

先生からうるさく言われることもない一方

細かくフォローしてくれることもなくなり

できることも、できないことも、

自分の責任とされることが多くなった

もちろん、まだ高校生だから

ある程度のサポートはあるし、先生のタイプもあるけれど

「遠くから見守るけれど、手も口もほぼ出さない」に変わった

それによって

制服のスカートの丈は短くなり(笑)

化粧をする子も一定数いるから

外見でも、派手な子と地味な子の差が出てきた

内面も変わってきたようで

高校のプログラムで長期留学する子たちや

短期の海外渡航プログラムに参加する子もいて

自分の将来について考える機会がぐんと増えた

大学研究、学部学科研究など、進路に関する授業や課題も多く

将来、どの分野に行くか

大学に行くか、専門的な職種をめざすか

理系か文系か(文理選択)

どの分野を目指すか

いやおうなしに考えさせられている

チタちゃんの学校は進学校ではなく

卒業生を見ても

芸術系や看護系などへ進学する子も一定数おり

偏差値の上下ではなく

各人の選択を尊重し、尊敬する雰囲気があって、良い価値観が育っていると思う

(私が高校の時は、偏差値での序列が強かったっけ)

中学生の時とは

周りが変わってきたから

本人の意識が変わってきたのを感じるし

部活で先輩が引退して、

高1秋に部活の最高学年になった頃から

はたから見ても、かなり大変になってきた

チタちゃんは

「中学の時は、気楽だったよ」

「中学生は楽でよかった」

「中学生の時は忙しいと思ってたけど、今思えば暇だった」

「中学生の時の方が悩みが少なかった」

「中学生って、自分のことしか考えてないんだよ…」

「高校生って、いろいろ重いんだよ」

と、ことあるにつけて愚痴っている(笑)

思い出せば、高校の入学式で

校長先生か、主任の先生かの話で

生徒に向かって言ったセリフが印象的だった

「あなたたちは義務教育は終わりました。

同じ年齢で、社会人になる方がたくさんいます。

あなたたちは、恵まれています。

自ら選んで、高校に通っていることを

忘れないでください。

そして、ここまで育ててもらったことを

親御さんに感謝してください。」

思春期&反抗期の高校生の心に

どれだけ響いたかは不明だが

思春期の子を持つ親の心には

ずんっと響いたっけ(笑)

チタちゃんは高校生になって

確実に成長して

どんどん大人に近づいているなぁ

高校生活も後2年

2歳上の先輩たちは大学生

1歳上の高3は大学受験生(^^;;

子供が育つのは本当に早い


ABOUT ME
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あっこママ
東京出身、都内在住、早稲田大学 政治経済学部卒。【 女子大学生チタちゃん、男子中学生トラ君、ぱんだパパの4人家族】 宗教嫌いで旅行三昧だった大学生のときに「キリスト教福音宣教会(摂理)」に出会う。 15年以上、海外出張をし、夜中まで働くキャリアウーマンだったが、子育てを機に、今はテレワークで自分を作り中。 趣味は旅行、陶芸、食べること、お出かけ(水族館、博物館など)etc..。”子供とお出かけ情報”を多数掲載。
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