つれづれ

終わりと始まり


お久しぶりです。

子育て満喫中のまりもです☆

 

突然ですがまりもさんは結婚記念日でした。

台風の中、自転車で近くの気になっていたオシャレなケーキ屋さんにケーキを買いに行きました。

予約してなかったので、おずおず「ホールケーキってないですよね?」(←すでに弱気)

と聞くと、

「5分後に一個できあがるのがあるので、それでよければ」

゚+。゚(ノ゚∀゚)ノオォオォ゚。+゚

 

というわけで、グットタイミングで与えてくださった神様からのプレゼントを手にワクワク帰る途中に

土砂降り

濡れました

水も滴るいい女になりたかったですが

残念ながら髪を振り乱し必死で帰るママさんにしか頑張っても見えない

素敵な子供席付き自転車(しかも電動ではない)

 

いいんです

祝福シャワー!!!

と言いながら帰りました

帰ったら旦那さんが笑ってくれました

 

まりもは二度目の流産を経験しました

 

前回の流産から

改めて条件も立てて、お祈りもずっとして

いろんな人にも祈ってもらい

やっとやっとできた新しい命でした

でも、検診で

また育っていないと聞いた時

前回の嫌な感じを思い出して笑顔が凍りました

案の定、出血が始まり

泣いて、祈って

祈れるようになったまーちゃんも

赤ちゃんのためにたくさん祈ってくれました

出血に気づいて病院に駆け込んだ際は

まだ生きていたので

最後まで頑張ってみようと

薬を飲んで絶対安静で

できることは全部しました

でも

ダメでした

 

再び病院に着いた時

新生児をみて、その場で泣き崩れてしまったまりもを

助産師さんが

泣いていいんです!!

と泣きそうな顔で支えてくれたのが

本当に救いでした

それで病院で思いっきり泣きました

 

でも、終わったものはもう仕方がない

なんとか切り替えようとするも

二度連続って

やっぱりこれはしばらく立ち直れそうにない。。。

と寝込む日々

 

そんな中、結局今回も自分を立ち直らせてくれたのは信仰だったとしか言えず

でも、信仰って言っても、神様信じてるんだから私はなんとかなる!とか、そういう単純なレベルじゃないんです

 

すっかり落ち込んだまりもさん

見かねた旦那さんがまーちゃんを預かってくれ1日出かけて

過去の御言葉を読み漁り、一旦は

こんなことしてる場合じゃない!今できることをしなきゃ!

と火が付くも

それでも翌日にはまたしょげた精神

行かなければならない用事があったので半ばイヤイヤ教会に足を向け

そこで何気なく賛美をしていると

突然涙が溢れてきた

ここ数日のことがいきなりフラッシュバックしてきて

自分でも動揺した

でもその時、心に強い感動がきた

 

あ、神様が一緒に泣いてくださっている

 

神様が私を不幸にしたくてこういうことが起こっているのではない

それは信じている

でも、なぜ

その想いと、悲しみの感情は整理がつかなかった

 

神様が一緒に泣いてくださっている

私の心を見て心を痛め、共に悼んでくださっている

寄り添ってくださるような感覚

それを感じた時、一気に私の心は解けた

 

信仰を持つ前

人生は本当に孤独だと思っていた

人は人を完全に理解することはできない

人は一人で生きて一人で死んで行く

そう思っていた

それが

神様だけは全てわかってくれる

共にしてくれる

本当に一緒に生きてくださる

それを知った時

このことが私には一番の喜びだった

 

そのことを思い出した

 

ああ、今も

ずっと

共にしてくださり、

すべてわかってくださっていたんだった

私が忘れていただけで

 

そのあと

このことで泣くのはもうこれで終わりにしますと

最後に涙のお祈りをした

 

そのあと、旦那さんとゆっくり過ごした

 

ふと口をついて出た

「今回のことで、私たちもっと絆が深まったね」

そうだね

旦那さんは静かに笑っていた

 

前回は出張でいない時だった

今回は最初から最後まで共にして

一緒に協力して乗り越えた

私が動けない間、育児も家事も

みんな彼がやってくれた

何も言わずに

そして病院にも一人で行くと言い張ったけど

結局一緒に来てくれた

ずっとついててくれた

 

奇しくも時は結婚記念日

 

鄭明析先生がおっしゃった

「恋愛は優しいが、結婚は難しい

結婚は優しいが、結婚生活は難しい」

 

世の中でもいうが

結婚はゴールではない

出産もゴールではない

そこからが新しいスタート

どちらがいいとか悪いとかではなく

フィールドが変わるにすぎなくて

結局その中で自分を生きて行くことは変わりがない

 

「新婚の時よりよくなったよね、私たち」

「そうだね」

 

お祝いに買ったケーキを開けると、暑さと振動で崩れてしまっていた

でも、とても美味しかった

 

私たちにぴったりね

結婚4年目、こんな感じ

結婚式の時のケーキみたいに綺麗な写真を見て買いに行ったの

でも、これが今の私たちだと思う

ここまですでにいろんなことがあった

いいことばっかりじゃなかった

見た目は少し崩れたかもしれない

でも

とても美味しいね

 

まーちゃんがデコレーションのイチゴを見て

「イチゴ!」

と言った

 

「イチゴはまーちゃんに残しておこう」

お昼寝するまーちゃんの横でそっとケーキを食べながら旦那さんが言った

 

この人を人生の伴侶にしてくださって感謝します

息子を与えてくださって感謝します

全てのことに感謝します

私は幸せです

 

神様

愛しています

 

 

 

 


ABOUT ME
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まりも
人生にさ迷っていた大学院時代に北の大地で摂理に出会い、散り散りだった日々がまりものように丸くまとまり始める。その後、仕事で首都圏へ。湖に帰りたいと泣きながら激務によりいっそう練達され、大分美しい球状に近づいてきた。近年、暑さに弱いのに日本有数の暑さを誇る地に嫁入り。負けじと光合成に励み、子まりもを増殖。3度の流産にもめげずに第二子、第三子を出産。現在は阿寒湖のように懐広い夫と共に三人の男子まりも、まーちゃん、ひーくん、あーたんの育児に奮闘中。