娘の中学1年の合唱コンクール、
小学校までは「音楽会」だったので、
初めて「合唱コンクール」なるものを見に行った
学校主催(大人主催)ではなく、
生徒主催(子ども主催)ということで、
中学1年は、先生が手伝うけれど、
中学2年からは、先生は手を出さず、
自分たちで選曲し、
自分たちで練習し、
自分たちで衣装も振りも決めるとのこと
どうりで中2から、
合唱のレベルもぐんとあがり、
クラスのまとまりも驚くほど強いわけだ
選曲も、学年が上がるほどに
抽象的な歌詞や、社会的な歌詞、
難しいメロディになり、
中学生が選んだ歌の
歌詞やメロデイに心がグッと動いた
自分たちが中学の時は、
もう少し軽い内容だったような気がするけど、
数十年前で、すでに記憶の彼方である(^^;
いろいろと忙しいのもあり、
チタちゃんのクラスだけ見て帰ろうかと思っていたが、
結局、全学年全クラスの合唱を観賞して楽しんだ
さて、そこで私にとって1つの出来事があった
開演時間の少し前に会場に入ると、
母親だけではなく、父親の姿もちらほら、
保護者席がそこそこ混み合っており、
私は真ん中辺の空いている席に座った
しばらくして、生徒たちが
わいわい騒ぎながら入ってきた
小学校とは違って、
同じ制服を着ていて、探しづらい(^^;
「あれ、チタちゃん、見当たらないなぁ」
同じ制服、同じ髪型をしている子はいても、
遠目でもチタちゃんじゃないのはわかる
いないなぁと探していたら
チタちゃんが仲良しの友だちと
スキップをするように入ってきたのが、
ぱっと目についた
まるで目が吸い付けられるみたいに
チタちゃんの姿が目に入ってきた
よく運動会でも、音楽祭でも、
自分の子供ばっかり目に入るって
よく言うけれど、本当にその通りだと
親になってわかった
「キミは私の宝物。キミしか目に入らない♬」
なーんて考えながら、
チタちゃんに手を振った
(本人に言ったら、「うざい」と思う年齢なので、
直接は言わないけれど(^^; )
チタちゃんは、保護者席を見回して、
キョロキョロしていて、
結局、目はあわず、友だちと席に座ってしまった
私は、娘の姿がこんなにはっきり見えて、
娘しか目に入らないのに、
娘は、私の姿を見つけられないのか、、、
胸がチンとして、ちょっと寂しくなった
そのとき、これが神様の立場だと思った
神様は、愛する人がどこにいても見ていて
目を離せないのに、
あなたは気がついたら、他のことを見ている
その時、神様の胸がチンと寂しくなる
神様とあなたの目があった時に、
神様の胸がぐぐっと熱くなって、嬉しくなる
私は、
神様にたくさん寂しい思いをさせていたし、
今もさせているんだなぁ
それを悟らせてくださるため
チタちゃんと目が合わなかったみたいだ
あとで、チタちゃんと話したら
「ちゃんと探したよー。来るって言ってたけど
いないから、来なかったのかな、と思ったよ」
うん、探してたことも、見つけられなかったことも
母はちゃんと見ていたよ(^ ^)
母はいつも、あなたを見ている
そして、
神様もいつもあなたを見ているんだよ
どこにいても、何をしても
神様は、あなたから目を離せないんだよ
神様を幼い時から知って、
神様がいつも近くにいて、
どんなときも、
いい時も悪い時も、
共にして下さり、
守って下さっていることを
子供の時から知っているあなたは
本当に幸せな人生だね