今年はぬか床作りました。 青梅が出回る頃から始めたいのですが、梅のお世話が忙しくて、やっと始めました。 水を入れるだけの簡単ぬか床(どこ)を業務スーパーから買って来て、くず野菜を毎日捨て漬けすること一週間。 仕込みたてのぬか床は米のとぎ汁の匂いで、 「あぁ!あなたお米の外皮だったんですね」 、って感じでしたが、3日目から発酵する匂いが徐々にしてきて、いよいよ熟成した感じになったのでキュウリやミョウガをつけてみました。
ぬか漬けの漬け方と食べ方
洗った野菜に少しの塩を擦り付けてぬか床に埋めて、平らにならします。 ナスは小さめならばそのまま、大きめならば縦半分に切ります。 塩を擦り付けたら、ぎゅっと握りしめてナスに圧力をかけルト漬かりが良いです。 半日後引き上げて洗って切って盛りつけます。 気温や野菜の固さ、大きさで漬ける時間を決めます。 もちろん長めに漬けて古漬けにして、薄切りにして冷やし茶漬けなどにしても良いです。 食べ方のレパートリーは無限大。 複雑な発酵の旨味がたまらん(^^)!! 残りは冷蔵庫に入れておいてちょいちょい食べます。 出したぬか漬けは1日のうちに食べ切ります。 乳酸菌と塩分で夏の体も元気(^^)ぬか床にオススメの容器と置き場所
プラ樽が気楽
まーさんは6リットルのプラ樽を使ってます。 ホムセンで、蓋つき600円くらいです。 陶器の味わいも捨てがたいですが、軽いという理由でプラ樽。 でかいので冷蔵庫に入らないため、常温で朝晩かき混ぜて管理してます。 昔は土間に置きましたが、家の中のなるべく涼しい場所にします。ぬか床の容器は丸型が絶対おすすめ。
満遍なく混ぜたり、容器の壁についたぬかを手で拭いやすいからです。ぬか床とのお付き合いはいろいろ楽しい
自家製のぬか漬けは料理という枠に当てはめきれないものがあります。 ぬか床を毎日混ぜると、米ぬかの油分で、手がしっとりします。米ぬかはお肌に良いんだなとわかります。 粘土をいじる時の、あの、無心な心が舞い降りてきます。 触覚、嗅覚、味覚を満たしてくれるのがぬか漬け。 もっと深く手を突っ込みたいので、ぬか床の素をもう一袋追加して3袋に増量する予定。 (ちょっとヘンタイ?)ぬか床のご機嫌を伺う
注:気温が27度くらいまでの頃は1日1回かき混ぜればじゅうぶんかと思います。 ご本人が無言のうちに色々答えてくれました。毎日新しくいたいの☆
人参のへた1個でも、なんでも良いので、毎日野菜を入れ替えて、よく混ぜてあげます。水が多いのは嫌!
漬け野菜からはかなりの水が出てきます。 水っぽくなったらフキンを表面に広げて吸い取ったり、ぬか床専用の水抜きを使ったりしてちょうど良い状態に保ってあげます。かまってくれたらこうなるの♡
朝晩面倒をみつづけたぬか床はなんとも優しくて気品のある香りがしてきます。忘れたらすぐに拗(す)ねるわよ!
しかし、真夏のぬか床は、一日一回だけしか混ぜなかっただけでも発酵臭が軽く鼻を突きます。 すぐに拗ねてしまいます。 拗ねにくくなるようにぬか床を作る段階で青梅を5、6個入れるのも一案。 (なくても良いけどこれ便利) 忘れるのも一回だけならばさほど問題にはなりません。 丸一日混ぜ忘れると酸っぱいぬか床になってしまいます。場合によっては機嫌なおしてあげてもよくってよ☆
拗ねてしまったら、からし粉や重曹を入れたりビールを入れたり、しばらく休ませたり、色々なご機嫌な取り方があります。 2日混ぜる事を忘れた夏のぬか床はもう、、。 まーさんは、そのシーズンのぬか漬けはぬか床から作り直すか辞めます(ゴメンよ!)ぬか床の面倒を見れないときは
1日家を空ける時は大きいアイスノンをビニールに入れて、結露を吸い取るために浴用タオルくらいの大きさの清潔な布巾などに包んでぬかの上にのせるか、もしくはぬかをビニール袋に移して冷蔵庫に入れます。ぬか床は虫を呼びます。
ものすごく小バエが来るとかでは全くないです。 まーさんは1番大きいサイズの目が細かい洗濯ネットに樽ごと入れておきます。 失敗しない限り、秋口までぬか漬けは大活躍します。ぬか床の長期保管方法
気温が下がり、混ぜる必要のない塩漬けなどがメインになってきたら、全ての野菜を出して、ぬか床の上に厚めに塩をふって冬越しをするか、厚手のポリ袋に入れて冷蔵庫に入れます。 夏野菜の旬が過ぎると漬け忘れやすくなるので、、まーさんはどこかで失敗するので毎年シーズン終了前に捨ててます(^^;)重ね重ねゴメンよ〜ぬか漬。それは、、。
手がかかる。 とはいえ、ぬか漬けは、楽しい。 育児に似てます。 私に似てます。 ]]>ABOUT ME