小学校6年のチタちゃんと
小学校1年のトラ君が通う小学校は、
あっこママの家の隣。
晴れた日に、マンションの屋上で洗濯物を干しながら
運動会練習を観覧するのが
5月の楽しみとなっている(笑)
運動会のダンス、
最初の頃は
ちゃんと踊っているのは先生たちだけ(^_^;)
子供たちは、右も左もめちゃくちゃだし、
そもそも整列すらできていない。
体の向きもばらばら。手足の動きもばらばら。
真ん中で踊ってみせる先生のワンテンポ遅く、
子供たちがわさわさと揺れているだけで、
音楽に合っている踊っている子はまばらだった
大丈夫なのかなぁ、見ていてもちょっと不安になる
ところが、1週間後に見たら、
先生は動かず、子供たちだけで踊っている。
まだまだ右左は逆の子も結構いるけれど、
集団で踊れば、なんとなく形になってきた。
学校の先生たち、集団の力はたいしたものだ〜、
関心するしかない。
昼休みは、リレー選(リレー選手)の練習。
運動会だけ見ていたら、
たとえ低学年とはいえども、
全力で走ってきて、
バトンを渡すのは当然だと思っていたけれど、
最初は全くそうではないらしい(^_^;)
「ヨーイドン」と先生が言うと、
「え」と後ろを振り返って、
スタートラインに立ち止まる子がいて、
「ほら、赤組の一番、早く走れ!」と先生が怒鳴る。
2番目の1年生が、走ってきてバトンを渡そうとして
立ち止まり、どの子に渡せばいいかわからず、なぜか逆走、
「お前、はやく!白はこっちだよ、こっち!はやくしろよ!」
3年生に怒鳴られて、半泣きになり、
先生に慰められながら、
誰にバトンを渡せばいいのかも教えてもらっている
高学年の組体操、
こっちではちゃんとできているけれど、
あっちでは何度やっても崩れてしまい、
先生が土台になってやって見せている
5月とは思えない連日の猛暑の中、
校庭に水をまきながら、
先生も子供たちも真っ黒に日焼けしながら
裸足で校庭を駆け回っている
校庭の木陰には、熱中症になりかけた子が
頭を冷やしてもらっている
いやー、運動会って、こんなに大変なものだったんだ。
ママ友とは、当日のお弁当が大変、とか
暑いから焼けたくないねー、と話していたり、
当日の演技も、ある程度はできて当然と思って
今までは見ていたけれど、
日に日に上手くなっていく様子を
屋上から見つめながら、
どんどん上達して形になっていく様子を見て、
すごいなーと素で関心するしかない。
見ていると、小学校の先生方の必死さが伝わって来る。
声はとっくに枯れているし、
暑い校庭を裸足で駆け回りながら、
子供たちの足元に水をかけてながら指導している姿には関心するしかない。
特に公立の学校は、様々批判されることも多いし、
夜遅くまで職員室の電気はこうこうと明るく、
保護者会で、モンスターペアレントが
食ってかかっているのを何度も見たこともあり、
先生方は、本当にご苦労が多いと思う。
子供たちの学校のママ友とのおしゃべりでも、
あの先生はどう、とか
この先生はどう、とか
いろいろ噂話は聞こえてくる
でも、運動会の練習で、
先生も子供たちも一丸になって練習している姿は
一生懸命で、すがすがしく、
心からのエールを送るしかない
明日は運動会!
みんなが頑張ってきたその努力、
いかんなく発揮できることを祈ります
あっこ