中学生男子の夏休み 〜中高生キャンプ&深夜のゲームと飛行機
中学3年生、トラ君の夏休み、公立中学に通っているので、世間で言う「受験生の夏」である
塾からは「中3の1学期に部活を引退したから、夏休みはお遊び:旅行はなしです」言われたので
親としては、夏休みに入る前に「受験生の夏休みは天王山と言ってね…」と”受験生の心得”なるものを話しておいた(思春期男子の心に届くかは微妙だけど)
結果的に…
トラ君の夏休みのスケジュールは、本人が行きたいといったイベントは全て参加し、かなり楽しい夏休みになったようだ
一応、付け加えるが、教会のお兄さんたちも、私もぱんだパパも「教会のイベントに絶対に参加しなさい!」と強要したことはない
「こんなイベントがありますが、参加したい人はフォームに参加表明してね」と事務連絡がLINEで来ると、親からトラ君にイベントがあることを伝え、「どうしたい?」と聞く(「塾は大丈夫かな?」と一言付け加えることが多い)
「どうしたいか」は本人の判断に委ねているので、本人が好きで参加しているわけだ(笑)
同じ教会に通っても家庭の方針、親の考え方も子どもの個性もそれぞれだけど、特に宿泊行事は、当然ながら受験生の参加率は低かった(中3生がいなくても、トラ君は中2男子たちと楽しく遊んでいる)
盛りだくさんな夏休み!小学生キャンプから韓国の中高生キャンプまで
まずは7月の週末
トラ君は毎年恒例となっている教会の小学生キャンプに、中学生スタッフとして参加した
帰宅したトラ君が口にした感想は
「今年の高学年の男子たち、なんか大人っぽくてさ。夜はちゃんと寝るし、やんちゃなことするやつがいなかったんだよね」と、どこか物足りなさそうな口ぶり
本人は、やんちゃなタイプでは全くないが、寝ないで夜通し遊ぶことを楽しみとしているため、小学生たちの態度が意外だったらしく…
ちょっと斜め上から目線な感想だったのが面白かった

翌週の週末には、楽しみにしていた同じ教会の中高生たちとお兄さんたちとの1泊合宿が待っていた
高校生組は海でバーベキュー、中学生組は森でアスレチック(フォレストアドベンチャー)、夜は体育館に中高生が合流してドッジボール
一緒に行っている社会人のお兄さんが送ってくれる写真を見たら、中学生と高校生が別れたことで、それぞれの身の丈にあったことができたようだ
(↓白い顔が高校生、薄茶がお兄さんたち)

(↑BBQ、さすがに肉が多い!!)
高校生組には、大学3年生も参加して、BBQをしながら語りあったり、一緒に大きな風呂に入ったりもしたそうだ
一方の中学生組は、初めてのフォレストアドベンチャーで、高い木をよじ登ったり、ジップラインで「ぎゃーぎゃー」叫んだり(笑)
夜の体育館では、Tシャツがびちょびちょになるまで、”中高生”対”お兄さんチーム”でドッジボール
「まさかのお兄さんチームが負けたんだよ」とトラ君が嬉しそうに教えてくれた(大人から見れば”中高生最強!”なんだけど、中学生からすると「まさかの大人チームが」みたい)
翌朝はみんなで礼拝を捧げ、高校生はそのまま帰宅、中学生はボーリングをしてから帰宅、と別行動、それぞれに合わせたスケジュールがよかったらしい
(↓フォレストアドベンチャー、地面から木の上までが遠い!)

(↑左はフォレストアドベンチャー、右はボーリング)
遊び足りない中学生たち、合宿から帰ってきた勢いそのままに、トラ君と仲良しの中学2年生2人が我が家に来て、そのまま「お泊まり会」に突入
寝袋と食べ物をおいてリビングを明け渡したところ、深夜遅くまで、ボードゲームやトランプ、PCゲームに興じる男子中学生たちの歓声が漏れ聞こえていた♪
そして翌朝、リビングを完全に占拠して、昼近くまで寝ているので、私は、彼らの邪魔にならないよう(少々の気まずさを抱えつつ)、キッチンの隅っこに身を潜め、こっそりと朝食を食べた
昼には教会のママ友が我が家に来てくれておしゃべり
その後に近くに住んでいる教会のお兄さんも来て、一緒に児童館に遊びに行って卓球で遊び、帰宅後だらだらしている中学生男子たちと一緒に、リビングの片付けをしてから、みんなで帰っていった

うちに来て片付けまでしてくれたお兄さんも、合宿に一緒に行ってくれたお兄さんたちも、トラ君は大好きで、とても信頼している
思春期の中高生って、扱いが相当面倒なのに、親身になって面倒を見て、一緒に遊んでくれるお兄さんたちの存在は本当にありがたく、頭がさがる
トラ君は、教会の中高生とお泊まり会が本当に楽しかったみたいで、みんなが帰った後もご機嫌だった(翌日は、昼過ぎまで寝ていたから、よっぽど夜遅くまで起きていたんだろう)

お盆の時期には、毎年恒例、月明洞を訪問する中高生ツアーに参加するため、韓国に旅立っていった
今回は、事前に「御言葉(聖書の話)を聞く時間が多い」とか「韓国や台湾の中高生との交流もある」と聞いていたので、帰国後に本人に話を聞くと「そう、なんかやってたよ」と一言あっさりだった
そして、楽しかったことを尋ねてみたら「芝生の斜面で、中学生男子たちと足が痛くて歩けなくなるまで、ひたすら鬼ごっこをしたこと」「夜、寝ないでみんなで人狼やUNO(ゲーム)をやったこと」だそうだ
そして「最終日の帰り、台風の影響で飛行機がものすごい揺れたこと」も話してくれた
男の子の楽しさの基準というのは、昔も今も「走り回ること」「夜更かし」「ちょっとしたスリル」なのだと笑ってしまった
トラ君が語ってくれたのは、飾らず、つくろわず、大人の視線に合わせることもない、中学生の等身大の感想、本音を話してくれたことが母は嬉しかった
ちなみに、トラ君が帰国した日は台風が関東を直撃し、多くの便が欠航になって、ほとんどの日本メンバーはソウルにもう1泊した
他のメンバーたちがソウルの教会で歓迎されている頃に、トラ君たち7人だけが東京に戻って来ることができた
ぱんだパパと空港に向かえにいったが、途中は大風、大雨だったけど、空港に着く頃には雲が切れて、空も見えて「台風の目に入ったかも」と思う頃、トラ君たちが乗った飛行機が無事着陸、入国ロビーに出てきたのは夜中の1時だった
それが、トラ君が言っていた「飛行機が揺れた」ということだったから、相当揺れたんだろう
(↓左下がトラ君たちの飛行機がついた頃の写真、直前まで雨が降っていたが、雨は止み、雲がぱかっとなくなっている)

受験生の夏休みは忙しい。遊びも、勉強も…
トラ君は中学3年生の受験生、さすがに遊んでばかりいたわけではない
夏の初めに塾のスケジュールを組み、自分で予定を組んで、自分で先生に連絡
イベントがない平日は塾に通い、土曜日には数回、親と一緒に高校見学へ出かけ、トラ君としては、かなりハードなスケジュールをこなしていた
数年前だったら疲れて発熱しそうなペースだったけど、体調を崩すことなく、時折、午前中の塾をすっ飛ばして昼過ぎまで爆睡することで体力を取り戻し、いつも以上に充実した夏休みを過ごしていたように見えた(笑)
どこにも行かなかった私の夏、あちこち駆け抜けた息子の夏
トラ君は受験生だったけど、いつもと同じようにキャンプやお泊まりなど楽しいイベントが満載だった
一方で、私はというと、今年の夏は「受験生の親」らしく、旅行などの特別な予定は一切入れず、東京を離れなかった
家でテレワークをしながら、トラ君が、塾や、教会や学校の友達と遊びに行くのを送り出す日々
遊びに行くトラ君の背中を見て、「あれ、これで良かったのか?」と首を傾げたくなる瞬間もあったが、まあ、受験生の母としてやるべきことはやった、ということにしておこう
思春期の息子と雨の中の牛歩戦術
そんな大忙しの夏休みだったが、ひとつだけ長年放置していた問題があった
本人が嫌がっていたため、先延ばしにしていた歯医者さんの受診、覚悟を決めて連れて行ったところ、案の定、奥歯に大きな虫歯が発見された
トラ君は昔から、痛いことが大嫌い!
治療を終えて診察室から出てきた彼は、痛みとショックで呆然(ぼうぜん)としていて、何を話しかけても「……」と無反応
ロボットのように硬直したままのトラ君を引っ張って、歯医者さんを出た
外は雨
早く帰って夕飯の支度をしたい私の横で、トラ君は一歩、また一歩と、まるで牛歩戦術のような超スローペースで歩き始めた
焦る気持ちを抑えつつ、思春期真っ只中の男子と1つの傘で肩を並べて歩く機会もそうそうないな、と思い直し、私はその珍道中を楽しむことにした
子供が小さい時は、子供のペースに合わせて歩くのが当たり前だったけれど、最近は一人ですたすた歩くのが当たり前になっていたな…と考えたり
少しでも気を紛らわせようと話しかけてみたのだが、ぼそっと帰ってきたのは「……音が大きいと、歯に響くから話しかけないで…」
それ以上は話しかけず、息子のペースに合わせて歩くことにした
いつもの3倍以上の時間をかけて、夕方、雨の中を黙々と歩く、中学生の息子と母
成長するにつれて親と歩くのを嫌がるようになる年頃に、図らずも親子で共有したゆっくりとした時間、トラ君にとっては痛みの地獄だったかもしれないが、母にとっては大事な思い出になった(笑)
怒涛のように過ぎ去った夏休み、中学生最後の夏休みが終わった…
(トラ君の夏休みシリーズ)
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