摂理ママのあっこです
1517年10月31日、
当時のローマ教会に対し、
ドイツのマルティン・ルターが
「95か条の論題」を発表し、
それを機に
宗教改革が始まったとされています。
その後、
カトリックとプロテスタントの
宗教対立の歴史が繰り広げられました
ヨーロッパの歴史といえば、
宗教戦争の歴史、
宗教対立による殺戮が繰り返された
血みどろの歴史でした
同じ神様を信じ、
イエス・キリストをメシアと
信じているキリスト教の兄弟姉妹が、
憎み合い、異端視しあい、
血を流しあう
終わりの見えない戦いを
神様はどのような思いで
見ていらっしゃったでしょうか
それから
ちょうど500年たった
今年の2017年、
カトリックとプロテスタントの
和解を示す様々なイベントが
ドイツで、
ヨーロッパで、
世界各地で
開かれています。
日本でも
カトリック、ルター派、メソジスト派が
集まって
10月31日に
合同の礼拝を捧げるようです
その発端ともいえる出来事は、
今から約20年前、
1999年10月31日
「義認の郷里に関する共同宣言」が
ドイツで調印されました
当時は、カトリックとプロテスタントが
まだまだ憎み合い、
異端視していた時代、
カトリック教会と
プロテスタントの一派であるルーテル世界連盟が
共同で宣言した内容は、
約500年に渡る宗教対立の原因であった
「義認(神によって義と認められること)」に関して、
カトリックもプロテスタントも同じだということを
合意しました。
これに先立ち、
当時、
ドイツに滞在されていたチョンミョンソク先生は
カトリックとプロテスタントの教義の違いについて、
カトリックの祭司に質問をされ、
「カトリックもプロテスタントも救いは同じだ」と
結論を得て、本を書かれています
地でつないだことが天でつながれ、
神様が動かれたから、
地上が、人間が、歴史が動きます
人間誰もが夢見る平和な世界、
愛と平和の世界、
それが実現することを
願ってやみません
あっこ