聖書・御言葉

天正遣欧少年使節の絵発見 〜信仰の先祖たち


摂理ママのあっこです

天正遣欧少年使節のフレスコ画が
発見されました(※注1参照)

天正遣欧少年使節とは、
16世紀後半の九州のキリシタン大名が
名代として、ローマに派遣した
少年4人(13〜14歳)の使節です

イエズス会のヴァリニャーノ宣教師により
日本人にヨーロッパを見せ、
ヨーロッパに日本を知らせるために
発案、実施されました

※九州のキリシタン大名3人
・大友宗麟(おおともそうりん)
・大村純忠(おおむらすみただ)
・有馬晴信(ありまはるのぶ)

※天正遣欧少年使節4人
・伊東マンショ
・千々石ミゲル(ちぢわみげる)
・中浦ジュリアン
・原マルティノ

(Wikipediaより、抜粋、まとめ)

彼らは中学生くらいの少年たち、

時代が時代とはいえ、
遠い異国への旅に行った少年たちと
送り出した親たち大人の覚悟を感じます

(聖地ウォルミョンドンの風景)

 

彼らがローマ法王に謁見したのは
長崎から出国してから3年後、

彼らが帰国したのは
長崎から出国してから9年後、

それは、
豊臣秀吉によるバテレン追放令の
3年後でした

帰国後、時代の波にのまれた彼ら、

その後のキリシタン弾圧による
信仰者の最期を象徴した生を
生きざるを得ませんでした

4人の少年のうち、

3人は司祭になり、
うち1人は殉教して、

1人(千々石ミゲル)は
キリスト教を棄教し、
神様を捨てました

高熱でローマ法王に謁見できなかった
中原ジュリアンが拷問の末、殉教、
2007年、ローマ教皇により
福人として列せられました(列福)


命がけで神様を信じ、
命を捨てても信仰を守った信仰の先祖たち、

一方で、信仰を持つには余りに厳しく険しい時代の中、
信仰を捨て、神様を捨てた多くの信仰者たち

どちらも時代の波による苦痛を受けました

そして彼らの苦しみ、苦痛を見ながら
神様は涙されました

彼らの苦痛、血、涙、弱さ、切実さ etc..

 

信仰の先祖たちの切なる思いを受けて、

今、この時代の私たちが
歴史のバトンを受け取っています

この祝福された時代に生まれたことが
どれほど感謝すべきなのか、

祝福の時代に生まれたことを
真の祝福にするべく

今、摂理にいる私たちは
鄭明析先生の御言葉を聞き、
神様の御旨を知るものとなり、

神様の御心通りの生を生きようと
足りない自分を悔い改め、祈ります

 

(※注1)
(日経ネット)天正遣欧少年使節の絵発見 ローマ法王子孫の邸宅で
「九州のキリシタン大名が16世紀後半にローマに派遣した天正遣欧少年使節が、1585(天正13)年に当時のローマ法王グレゴリウス13世に謁見した際の様子を天井に描いたフレスコ画が、ローマにある同法王の子孫の邸宅から見つかった。」

(毎日新聞)フレスコ画、法王子孫宅で見つかる 天正遣欧少年使節描く
「使節代表の伊東マンショとみられる青年の額にグレゴリオ13世が口づけし、千々石ミゲルと原マルティノとみられる2人が脇に控える構図。使節は4人だが、中浦ジュリアンは高熱のため公式謁見式に出席できなかった。」


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あっこママ
東京出身、都内在住、早稲田大学 政治経済学部卒。【 女子高校生チタちゃん、男子中学生トラ君、ぱんだパパの4人家族】 宗教嫌いで旅行三昧だった大学生のときに「キリスト教福音宣教会(摂理)」に出会う。 15年以上、海外出張をし、夜中まで働くキャリアウーマンだったが、子育てを機に、今はテレワークで自分を作り中。 趣味は旅行、陶芸、食べること、お出かけ(水族館、博物館など)etc..。”子供とお出かけ情報”を多数掲載。