つれづれ

実家の片付け たくさんある古着の処分のコツは? ”古着deワクチン”なら片付けて社会貢献ができる!?


(↑”古着deワクチン”のサイト)

ここ数年で両親が亡くなり、お葬式やら、手続きやらが一段落してから始まったのが遺品整理=”実家の片付け”

戦中戦後の時代に生まれた親世代は、ものを大事にして、捨てることが難しく、また家族を持ったのが高度成長期で、今よりも景気が良かったので、買い物もたくさんし、頂き物も多かったらしい

その結果、古いものがそのまま、未使用のまま、大量に、物があふれた状態で残されていた

親が生存中の「実家の片付け」は親の意思が大事なので、思い出の品を片付けたり、整理するのが大変だと聞く

もう親が故人なので、1つ1つのものに対するこだわりがないから、比較的大変ではなかったけれど、それでもタフだった

すべて捨ててしまうこともできたが、古いけれど丁寧に作られたものも多く、「MOTTAINAI(もったいない)」ので、使えるものは自分たちで使い、次の人にパスできるものはパスする、という軸で片付けを進めた

月に数回、実家に足を運び、遺品の山との格闘は続き、ようやく終わりが見えてきた

手こずったのは洋服たち、納戸やクローゼットにも入りきらないほどの洋服があふれ、変色、汚れ、虫喰いや、カビているものも多かった

古着の処分のコツは、まず残された洋服をカテゴリーに仕分ける!

決まりがあるわけではなく、自分にとって良いカテゴリーに分ければいい

私は大きく4つのカテゴリーに分けて、それぞれの古着を置く場所を決めた

(①②のために2箇所のクローゼットを使い、③は部屋の真ん中に山を作り、④は大きなゴミ袋にどんどん入れていった)

 ①使えそうな服(自分たちが使う)

 ②売れそうな服(ブランド品)

 ③寄付する服(非ブランド品で、まだ着ることができるキレイさだが、自分たちは着ない)

 ④処分する服(①②③に該当しない服たち、量が多いので、かなり思い切りが必要だが、燃えるゴミへ)

仕分けが終わったら、それぞれのカテゴリーの処分に取り掛かる

まず、”②売れそうな服”

メルカリで数枚は売ったが、個人取引だから、手間がかかるし、遺品整理だと古い服が多く、トラブルになる可能性もある

リサイクルショプは、専門の買取スタッフが検品をするので、買取金額は低いけれど、大量に持ち込んでも、後からトラブルになることはない

私は、リサイクルショップに持ち込むことにしたが、「こんな有名な未使用ブランド品を売ってもこんなに安いんだ…」とがっかりすることの方が多かった(仕方がないと諦めた)

「捨てるよりは誰かに使ってもらえればいい」という考えで、路地裏にある小さなお店から、大手チェーン店まで複数の店舗に持ち込んでみて、自分にとって相性が良さそうなお店(店に置いてある洋服やお客さんの年齢層、お店や店員の雰囲気、比較的良い条件で買い取ってくれるお店)を見つけた

古着は季節に合わせて売った方が高く売れるので、季節が変わるたびに、実家から古着を入れた大きな袋を持ち出し、電車でリサイクルショップまで売りに行った

結果、”②売れそうな服”は、韓国を往復の飛行機代一人分くらいになった

そして、”③寄付する服”

社会貢献ができる”古着deワクチン”に寄付、残りは身近な無料のリサイクルコーナーのBOXに置いてきた(自治体や、ボランティアで引き取って、必要なところに届くようにするところが増えてきているので、お住まいの自治体などを調べてみることをお勧めします)

(↓”古着deワクチン”のサイト)

古着deワクチン”は

スマホやPCから簡単に申し込み(有料)ができ、キットが送られてきたら、家で古着を詰めて宅急便で着払いで送る(古着以外も条件が合えば送れる)

 ↓

古着がカンボジアや開発途上国の人の手に届けられて、必要な人に使ってもらうことができる

 ↓

開発途上国の子どもにポリオワクチンが届く、という社会貢献もできる

(袋の大きさによりポリオワクチンの本数が変わる。一番人気がありそうな”Standard”はワクチン5本分になる)

2024.10.31

「古着deワクチン」を通じて、ポリオワクチンを 直販5,848,178人分、関連事業1,876,155人分、合計で累計7,724,333人分寄付させて頂きました。

(古着deワクチンのサイトのお知らせより引用)

キットと一緒に届く冊子を読むと、国内外で多くの人たちが働いて、協力しているのがよくわかる

そして、さまざまな工程で、障がいがある方(ポリオなどの病気などで働き場所を探すのが大変な方たち)、元ストリートチルドレンの方々の雇用までも生み出しているという

その仕組みに感動した

サイズは大中小の3つがある

・MAX:  約180着が入る(ワクチン20本寄付) 5,500円(税込)

・Stanard:約120着が入る(ワクチン5本寄付) 3,300円

・minimi: 約20着が入る (ワクチン1本寄付) 2,750円

今回は”Standard”を頼んだが、ワクチンの本数の違いまで考えておらず、後からMAXにすればよかったと後悔した

ネットで申し込みをすると1週間程度でキットが届いた(写真の他に、チラシや小冊子、宅急便の送付状もついている)

あとは服を袋に詰めて、宅急便屋さんに集荷を依頼して、依頼した日に荷物を渡せば終わり、とても簡単だった

今回は、キットの受け取りは自宅で、荷物の発送は実家だったが、宅急便の申し込みの時に住所を入力するので、とても簡単にできた

自宅に届いたキットを持って実家にいき、”③寄付する服”の山の中から服を取り出し、ポケットに何かないか、穴が空いたもの、汚れがひどいものがないか確認して、大きな袋にどんどん詰めた

大きな袋にどんどん吸い込まれるように入っていき、部屋の真ん中にあった洋服の山がなくなって、ぴちっと1つの袋におさまった

(↓実家で夜作業したので、写真も暗くなってしまった)

注意点としては、

・洋服を詰めると袋がとても重くなるので、玄関の近くで詰めよう

・使ってくれる人のことを考えて、使えそうな服を入れよう=ゴミ箱ではないので、服を受け取る相手のことを尊重して、当たり前だが、破れたり汚れた服、穴が空いたりカビが生えた服は捨てよう

・そして、レビューをすると、さらにワクチン1本分になるので、レビューしよう

”実家の片付け”に限らず、自分や子供用品の片付けでも使えそうなので、また古着がたまってきたら、”古着deワクチン”を使おうと思っている

部屋が劇的に片付いて、地球にも優しく、人にも優しく、自分の心もあったかくなる”古着deワクチン”、お片づけに取り入れてみてはいかがでしょうか♪


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あっこママ
東京出身、都内在住、早稲田大学 政治経済学部卒。【 女子高校生チタちゃん、男子中学生トラ君、ぱんだパパの4人家族】 宗教嫌いで旅行三昧だった大学生のときに「キリスト教福音宣教会(摂理)」に出会う。 15年以上、海外出張をし、夜中まで働くキャリアウーマンだったが、子育てを機に、今はテレワークで自分を作り中。 趣味は旅行、陶芸、食べること、お出かけ(水族館、博物館など)etc..。”子供とお出かけ情報”を多数掲載。