どうもこんにちは。
徳島だよりの時間です。
うちのまーくんも日々感情表現も豊かになってきて、どんどん成長してきてるのを感じる今日この頃です(^ ^)
そんな中ふと考えましたが、まーくんがもう少し大きくなった時に、この子はどんなものを見たり聞いたりするようになるのかなと。
最近の子供向けのテレビ番組とか正直知りませんが、もし見せるなら少しでもいいものを子供に見せてあげたいなと思います。
じゃあ、自分が子供の時に見てすごくいいなと思ったものは何だったのかなと考えた時に、あるアニメが思い出されました。
それが「ウルトラマンキッズ~母を訪ねて3000万光年~」というアニメです。
その名の通り、ウルトラマンの戦士や怪獣たちがデフォルメされたキャラクターになって登場します。
ストーリーとしては、主人公の「マー」(偶然にもうちの子のあだ名と同じだわね)と仲間たちが、どこにいるのか分からないマーの両親を探し、宇宙を冒険するというものでした。
完全に子供向けのアニメですが、実はストーリーがかなり深イイ!今大人になって考えると、すごい深イイ!子供にはもったいないくらい(笑)
今回はそんな深良いエピソードの中から、私の中で最も印象に残ってるものを一つ紹介したいと思います。
○第3話「食いしん坊クレロンの秘密」
マー達は食料を求めてある星を訪れるのですが、そこで「クレロン」という怪獣と出会います。
クレロンは図体が大きくて見た目も怖目な怪獣なのですが、不思議なことにいくら食べても腹が減ってしまう怪獣で、食べ物を求めてあちこち彷徨い歩いていました。
マー達も最初は怖がりますが、食べても食べても腹が減ってしまうクレロンに、自分たちの食べ物も分けてあげました。
すると、クレロンは突然大泣きしてしまいます。マー達が困惑していると、クレロンは自分の今までの生い立ちを語り出しました。
クレロンは元々、仲間達と一緒に畑で野菜や果物を作って自給自足の生活をしていました。しかし、クレロンは欲張りだったので、仲間達の食べ物も一人で全部食べてしまっていたのです。そのようなクレロンに対して仲間たちは怒って、クレロン一人を置いて山の向こうに移住してしまったのです。クレロンは最初、「お前らがいない方が、一人でいっぱい食べられるもんね~!」と喜んで、一人で食べ物を食べまくっていました。すると、食べても食べてもすぐに腹が減るようになってしまい、いくら食べても腹が満たされず、あちこちを彷徨い歩いてるうちに、身体も大きくなり見た目も怖くなっていったのです。
その話を聞いたセブ(マーの仲間の一人)が言った言葉が、実に深イイのです。
「そうか、君は食べ物に飢えているんじゃない。人の優しさに飢えているんだ。」
いくら物質的な満足を得ても、心が満たされてなければ、本当に満たされたとは言えないです。
私たちの肉体が満たされていても、根本にある霊魂が満たされてこそ本当の満足だと、鄭明析先生はおっしゃいました。
まさに本当に満たされるということは何なのかを私たちに教えてくれる一言。それを感じられるセブの一言。
う~ん、深イイ。。。
さて、そのことに気づいたクレロンはマー達に言います。
「僕はどうしたらいいんだい?」
そこでマーが言います。
「山の向こうに行って、みんなと仲直りすればいいんだよ!」
鄭明析先生も、「心にわだかまりがあることは、お互いに対話して解きなさい」とおっしゃいました。色々と思うことがあっても、対話してこそ解ける。まさに愛と平和の精神を教えてくれるマーの一言。
う~ん、深イイ。。。
こうしてクレロンは、マー達と一緒に仲間達がいる山の向こうに行きますが、見た目がすっかり怖くなってしまったクレロンを見て、最初仲間達は逃げ隠れてしまいます。
しかしマー達の助けもあって、クレロンは自分の過去の行ないをみんなに謝ります。すると、クレロンは怖い怪獣の見た目から、元の姿に戻ることができたのです。こうして、クレロンは再び仲間達と仲良く暮らすことができました。
いかがでしたでしょうか。
世の中にはたくさんの子供向けのアニメや漫画等がありますが、少しでも良いことを学べるものを子供には見せたいですね。
そして、最高の考えである神様の御言葉もたくさん子供に教えてあげたいと思います。