去年の夏の終わりに、
卵から孵ったたくさんのカブトムシの幼虫、
秋に一回土を変えて、
玄関にケースを冬中放置して、春を迎えた
カブトムシの幼虫は、
秋に一回、春に一回
土を変える(土と幼虫の状況による)
幼虫が蛹(サナギ)になるのが5月後半から、
春の土変えは4月中にはやるのがよい、と
ネットで調べた上で、
Amazonでカブトムシの土を購入して、
学校から帰ってきたトラ君と土変えを始めた。
土に混ざったフンをスプーンで取り除いていたら、
少し硬い土にぶつかり、力を入れたら、
ぱかっと穴があって、
その中に丸い部屋と、
少し茶色くなった幼虫がいた。
あれ、幼虫が作った蛹室(サナギになるための部屋)の
天井を壊しちゃったみたい(・_・;
蛹室を作るのは
5月か6月のハズだけど、
ここのところのあたたかい気候で
カブトムシも時期が狂ったんだろうか
ネットで調べて、
幼虫は蛹室を二度は作れない(体力を使い果たす)。
もしサナギになれないようなら人工の蛹室を作るしかない、
でも、蛹室を作れなくて、土の上にサナギが
ころころ転がっていることもあるほど生命力が強い、
そこまで理解した上で、様子を見ることにした。
(↓3個の飼育ケースのうち、1つは土変え終了)
翌日、のぞいて見たら、
動かない幼虫がいたので、
霧吹きで水をかけたら、
まるでチンアナゴのように、
穴の中からぐいっと顔を上げてこっちを見ている
一分の虫にも三分の魂、
怒ったカブトムシに睨まれたように感じて
思わず、ごめんねーと謝っちゃった(苦笑)
二日後、子供たちともう一度見たら、
「あ、メスのカブトムシだ」
すでに幼虫の姿はなく、
サナギになりたてのカブトムシが動いていた
(カブトムシはサナギで成虫の形をしており、
サナギになりたての頃は動く)
前日の真夜中、
飼育ケースからギシギシ音がしているのを聞きながら、
チタちゃんと顔を見合わせたのを思い出し、
他の飼育ケースを見ると、
あちこちで蛹室ができているのが見えた
サナギの期間は約1ヶ月、
5月末の運動会の時期に
何匹のカブトムシが出てくるかなぁ
都会の真ん中に住んでいる、うちの子供たち、
春になり、夏が近づき、
生き物が活発に動き始めたのを
マンションの中でも感じている
あっこ