院政時代、遺伝子の研究をしていました。
細胞は生命の基本単位です。
ヒトが沢山集まってチームを作る時
ヒトが基本単位であるように
ヒトを作るにも
沢山の細胞が必要です。
でも、サッカーのチームなら
ディフェンダーやキーパーなど
それぞれの役割をなす人がいて
はじめてチームとして成り立つように
細胞も
必要な場所で
必要な機能を持ち
必要な働きをしなければ
ヒトとして存在はできません。
そして
それぞれの役割が違っても
ヒトはヒトであるように
細胞もベースとなる遺伝情報は
目の細胞でも、腸の細胞でも
同じです。
つまり
必要な部位で
必要な情報だけが
機能する(発現といいます)
ことが必要な訳です。
その最たるものが
「形」
私は
細胞の形がどのように決まるのか
そして作られるのかを
研究していました。
ということで、
調べるために特定の遺伝子をわざとなくしたりします。
そうすると
すぐ生きれなくなる場合もあるし
なんとか生き延びる場合もあるし
何ともない場合もあります。
このなんとか生き延びる姿を見て
神様はなんとしても御心を成し遂げるという法則を
万物においても見るしかなかったです。
なんとか生き延びる、または何ともないのは
代わりのものを立てるからです。
いくつか同じ働きをする遺伝子があるので
何とかなるんです
でも
なくなった異常というのは必ず
必ず出ます。
必要ない存在などないのです
生存に異常はなくても
形がおかしくなったり
動きがおかしくなったり
それでもなんとか生かすんです。
主の十字架のようです。
また
それを補うために
他が沢山頑張らなければなくなったりします。
別な遺伝子の発現量が高くなったりするのです。
時には
本来存在しない場所にまで行って
その機能を補ったりします。
なんとか生かそう
歴史をなそう
そういう神様の切ないまでの心情と
愛が
こんなところにも現れていたのかと
胸が痛みました。
日々生きる中で
私たちの遺伝情報は
傷つきます
自己修復機能があるから
なんとかなってますが
それがなければとっくに
存在できないほどに
日々ダメージを受けています
その結果の一つが癌です
サタンの世の中で
祈り、悔い改めが受け取られることで
生きる私たちの姿だなあと
思います
ダメージが溜まると
癌になります
修復できないほどの
ダメージだからです
悔い改めができないと
戻ってこられなくなり
死亡の道へ行く
その姿そのままです
それでも早く切除すれば
抗がん剤が効けば
生きるかもしれません
それは最後まで涙で呼ばれる
天の愛のようです
いきさつがあって癌の患者さんに手紙を書いたことがあります
その中で、私自身が感動を受けて悟ったのですが
神様がまさに癌をその身に宿し
痛み苦しまれているのだなということでした。
癌は
自分の範囲を超えて
悪性化した細胞が異常増殖する現象です。
サタンの世の中で、自分の本来の御心から離れて
苦しみながらあちらこちらへ
ヒトのものまでうらやましがり
無限に欲を
増殖し続ける
人間は
神様にとってどうして癌のような存在ではないと
いえるだろうかと
それすらも切除しないで
正常になることを願って
その身に抱えて生きていらっしゃる
神様の痛み苦しみはどれほどのものか
御言葉はその体に投与された
ものすごい薬のようです。
悪性化してしまったものを正常にする力
今、先生を通して伝えられる御言葉こそが
6000年間神様を苦しめてきた
その悲しい病から
癒して差し上げられる
薬なんだなあと。
それはひたすら愛
迷う霊魂を癒す神様の愛だし
その愛を伝えたい先生の
愛だなと
薬も
血流に乗って
そこに届かねば
効きませんので
私たちがその体となって
その尊い御言葉の薬を
運べるように願います。
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