夏の家族旅行で
長篠設楽原(ながしのしたらがはら)PA(下り)に
立ち寄りました
(愛知県、新東名高速道路のPA)
日本史で必ず出てくる
「長篠の戦い」
その戦場跡のすぐそばに建てられた
パーキングエリアです
パーキングエリアだから
トイレ休憩だけのつもりが、
なかなか趣向を凝らした場所で、
歴史好きあっこさんには、
わくわくするような
パーキングエリアでした(^^)
↓自動販売機にも気合が入っています。飲み物を買うと、家康と信長の声が聞こえるとか
↓売店の片隅には武将なりきり撮影コーナー
↑右は赤い衣装を着けている
チタちゃんの背中(^^)
売店も戦国武将コーナーがあり、
刀剣や火縄銃も販売していました
子供向けには
戦国武将スタンプラリーもあり、
子供たちもスタンプを押して
戦国武将カードをもらいました
さて、長篠の戦いは
織田信長が初めて鉄砲を戦いに使った場所、
威勢を誇る武田信玄の騎馬隊を
3千丁の火縄銃で打ち破った
歴史的な合戦でした
PAのすぐそばに
陣地跡の遺跡が残っており、
徒歩で見に行くことができます
織田側の陣営の跡地には
物見櫓(やぐら)が再現されているそうです
今は何もなく、
ただ木が茂る小山が
残っているだけでした
場所は違いますが、
松尾芭蕉の句を思い出しました
「夏草や つわもの(兵)どもが夢のあと」
後世の私たちは
有名な織田信長や武田信玄の
最期の様子を知っており、
数々の戦国武将が
どのような栄枯盛衰を遂げたか
知っています
その当世には
まさかその人が勝つともわからず、
そのような立場で死ぬともわからず、
ただそれぞれの視点で
無我夢中に生き抜きました
そうなると知っていたら、
そっちにはつかなかったよ、
草葉の陰から呟く声も
たくさん聞こえてきそうです
キリスト教の最初の頃、
イエス様の時代もそうです
イエス様と同じ時代に生きた人々、
当世に生きた多くの人々は
まさか目の前にいるイエス様が
ユダヤ人だけではなく、
全人類を救うメシアだとは
知りませんでした
長い間待ち続けたメシアだと知っていたら、
あのように十字架にかけて
殺してしまうことはできなかったでしょう
後世の私たちから見れば、
イエス様が目の前にいたことが
どれほど祝福だったか、
イエス様を十字架につけてしまったことが
どれほど愚かなことかわかりますが、
その当世の人は
わかりませんでした
そうなると知っていたら
そのようには生きなかった。
そうだと知っていたら、
あのようにはしなかった。
今の時代も、
同じように知らなかったことで
とんでも無いことをしているかもしれません
神様に祈って
摂理の御言葉を聞けば
神様がこの時代、どのように生きて欲しいのか、
はっきり知ることができます
自分の考えではなく、
神様の考えでもって
後世から見ても納得がいくような
当世にふさわしい生を生きたいです
あっこ