月明洞

家族で訪れた写真展「千の岩を立てる」〜縦に積み上げた岩たち


写真展「千の岩を立てる」について

写真展「千の岩を立てる」を、親子3世代で見に行った

今回の写真展の紹介文より

月明芸術会による写真展「千の岩を立てる ― 天に届く岩の造景群」は、韓国の山奥に築かれた巨大ランドスケープ作品を、初めて写真として公開する展覧会。全長約240メートル、高さ50メートルに及ぶ岩群と、それを取り巻く山脈全体が一体となった造景を、写真と開発の歴史を交えて展示する。

本展で紹介する庭園は、建築経験のない一人の牧師により設計された自然の聖殿であり、1000年残ることを意図し、自然石を素材として地形までも構想に組み入れて作られています。約30年かけて築かれ、今もなお建築は続いていることから生きたランドスケープ作品と言えます。また、中心に建てられた岩の造景は、通常行われない、岩を縦にして積むことに挑戦しています。5度崩れながらも完成したその造景は、「人は人生で何を積み、何を残すのか」という普遍的な問いを伝えています。
atpressより引用

“岩を立てる”という、常識外れの挑戦

写真展のテーマになっているのは、1人の牧師(キリスト教福音宣教会の創設者、鄭明析牧師)が長い年月をかけて作り上げた岩の造形

専門家からは「石は横にして積むのが常識だ」と言われたにもかかわらず、彼はあえて“岩を縦に立てていく”という道を選んだ

牧師は石積みの経験もなかったのに、ただ神様から受けた構想を信じ

同じく経験がない信徒たちと一緒に、岩を1つ1つ積み

積んでは崩れを繰り返し、周りの心無い言葉にも心が崩れずに、ただひたすら岩を立て続けた

中心にある大きな岩の造形(野心作)は、様々な理由で5回崩れ、失敗を通してスキルを身につけていき、30年かけて、ようやく6回目に完成したという

素人が動かすことさえ難しい大きな岩、横に積むことさえ難しいだろうに、縦に置くという困難さを乗り越えて、作り上げた岩の造形

もし岩を普通に横へ積んでいたら、もっと早く、もっと楽に完成しただろうけど、ただの一般的な庭園になっていただろう

岩を縦に立てることで、1つ1つの岩が個性的に立ち、芸術作品になった

初めて岩の造形を近くで見た時は、その大きさと神秘さに圧倒されたっけ

まるで、バルセロナのサグダラファミリアのように、訪れるたびに新しく変わっていく姿に、毎回驚かされるのが月明洞であり、今回の写真展では、その地域全体が芸術作品だという観点で見ることができたのが新鮮だった

(テドゥン山近景)

岩の造形がある月明洞(ウォルミョンドン)は、山々に囲まれており、その中でも山肌に縦に筋が走る岩がむき出しになったテドゥン山が特に印象的

積み上げた岩の縦のラインと、山の自然のラインが響き合っていて、人の手で積み上げた岩の造形と神様が創造した自然の造形が調和を成している

子供の成長を実感

私たちが見にいったのは15日の土曜日

今回、その写真展が初めて東京で開催され、”渋谷に月明洞が来た”ので、月明洞が大好きな我が家は義母を誘って、見に行った、というわけだ

子供も親も、それぞれ別の予定があったので、夕方に現地で集合した(@OZstudio渋谷東)

数年前は普通に子供と一緒に動いていたのに、初めて行く場所に現地集合ができるとは!子供の成長は本当に早い

(少し迷ったのは私だけで、子供たちはスマホ片手にサクッと現地に到着 笑)

義母の記憶の鮮やかさに驚く

今回は義母、私とぱんだパパ、女子大生チタちゃんと男子中学生トラ君の3世代で見にいった


義母はコロナ前に数回、月明洞を訪れたことがあった


写真展の会場に入って写真を見ているうちに、6年以上前の思い出がよみがえったらしく、写真を見ながら話し始めた

「この緑の芝生はふかふかで、きれいなだった」

「先生がとても優しくてね、りんごを1人1人に配ってくれたよ」

「あの時、先生がどうやって芝生を青々とさせるかっていう話をしてくれて、、、こんな話だったよ」

鄭明析牧師(先生)と会ったときのことや話された内容までも、6年以上前とは思えないくらい、驚くほどよく覚えていた

義母はメンバーではないのに、先生をとても好意的に見ていて、信頼しているのが伝わってきた

三世代で並んで椅子に座って、みんなで写真を見ながら、義母の話を聞き、思いを共有した時間になった

📖 聖書のことば

「あなたのなすべきことを主にゆだねよ、そうすれば、あなたの計るところは必ず成る。」(箴言 16:3)

「神様の構想を信じ、ゆだねて、”千の岩を立てて千年残る芸術作品”を完成させた先生」を見習って、私たちも「神様に頼って、傑作品の人生を作りたい」という思いを込めて・・・・


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あっこママ
東京出身、都内在住、早稲田大学 政治経済学部卒。【 女子大学生チタちゃん、男子中学生トラ君、ぱんだパパの4人家族】 宗教嫌いで旅行三昧だった大学生のときに「キリスト教福音宣教会(摂理)」に出会う。 15年以上、海外出張をし、夜中まで働くキャリアウーマンだったが、子育てを機に、今はテレワークで自分を作り中。 趣味は旅行、陶芸、食べること、お出かけ(水族館、博物館など)etc..。”子供とお出かけ情報”を多数掲載。