子育て奮闘中のまりもです。
子供は神様からの贈り物ってよく言ったりしますよね
本当にそうだなあと思います。
自分が子供を持ってみて、自分もそうだったんだなあと
改めて思ったりします。
まりもの親指には物心着いた時から傷跡がありました。
結構わんぱくだった幼いまりもには生傷が絶えず
これも覚えてない時につけた怪我の跡かなあ、ぐらいに思っていました。
が、その傷には秘密があったのです
それが結婚式の前夜、突然の母のカミングアウトで判明。
まりも母「結婚式の前に、話しておかないといけないと思って・・」
そう言ってホテルの私たちの部屋に現れた母。
私より緊張する旦那。
まりも「(いや、もう入籍済ませて一緒に住んでるし、いまさらかい^^;?)」
まりも母「実は・・まりもは生まれた時、指がもう一本あったの」
え?そういう話?
詳しく聞くに、まりもは生まれた時に親指の隣にもう一本親指(?)があったらしい。
母と父は正直ショックを受けた。
産院の先生は、切れば何も普通の子と変わりはなくなるから大丈夫と言って
すぐに手術したそうだが
他にも発達に何か異常が出るかもしれないと
すごく心が辛くなったそう。
父は研究職で、薬品を扱うこともあり、ずっと自分の責任を感じ
母は私の手が他の子と変わりがないようにと、意識して訓練させた。
まりも「じゃあ、この傷って、それだったの?」
まりも母「そう。。もしかして(まりもの子供も)そういういうことがこれからあるかもしれないから、これは話しておかないとと思って。。」
まりも「(それ気にするなら、結婚の挨拶に行った時の方が良かったのでは。。旦那いまさら何も言えんだろう^^;)」
まりも母「でも、まりもがそうだったことで、私は自分がこの子をどう育てるのか試されているなと思った。生まれた日もあって神様からの贈り物だと思ったよ。」
まりもはクリスマス・イブに生まれた。
まりもの母は摂理の信仰を持っている人ではない。
クリスチャンでもない。
でも、小さいころからまりもが悔しい思いをするたびに
「必ず誰かが見ていてくれるよ」
と言ってくれて
まりもはそれが神様だったと気付いた時
母を通して神様がずっと働いてくださったとわかった。
(ちなみにまりもに初めて聖書を教えたのも父。しかし父もクリスチャンではない。不思議)
神様がこの子を送って自分を試している。
この子をどう育てるのか、どう接するのか、見ている。
どんな子でも私の子だから、大事に、大事に育てるんだ
何があっても
これからどんな障害が出たとしても。
母はその時そう心に決めたそう。
まりも母「ショックじゃない?」
まりも「いや、手ができる時にあってもおかしくないことだろうから」
(まりも→遺伝学・発生学専攻)
まりも母「阿寒湖さん(←旦那)、だからこの子は私たちにとって本当に特別な子なの。弟も特別だけど、でもやっぱりこの子は特別なの。本当にこの子のことをよろしくお願いします。」
旦那「(まりもより感動して泣きそう)はい!!」
旦那さんが結婚の挨拶に来てくれた時、
まりもがどんなに愛されて大事にされて育てられたかわかった
と言っていたが
情けないことに、自分はそれを感じてこれなかった
愛されていないとは思っていなかったが
満たされないものをずっと感じていて
大事にされている分、それを感じてしまう自分がおかしいのではないかと
もっと自分を責めた。
大学生で、人生に最高に行き詰まった時
まりもはその思いを爆発させて
母に絶対言ってはいけないことを言ってしまった。
「どうして私なんか産んだの?」
母は泣いた。
自分が子供を産んでみて
夜泣きがひどかった自分
幼い時に病気がちで、救急車で運ばれることもあった自分
どれほど両親を心配させ
どれだけ愛を受けて来たのか
今になってよくわかる
摂理に来て
私はようやく自分がなぜ満たされなかったのかわかった
本当に、生まれてよかったと
心の底から言えるようになった
だから母にも
あの時は本当にごめんなさい
私を産んでくれて、本当に本当にありがとう
私は今幸せです
そう心から
言えるようになった。
お母さんありがとう。
私も大切な命です。
神様からの贈り物。
みんなそうなんだと
今は心から伝えたい