つれづれ

被災


実は実家が引き続き被災してます。

本当は食糧とか、ガソリンとかもって
家族のもとに飛んでいきたい。
ついに、お願いだから全部捨てて避難してほしいと
訴えてしまいました。
でも
今どこに行っても同じだよ
私のほうがはっとさせられました。
主に申し訳なくなりました。
そう、場所が問題じゃない。
母はいいます。
被災して死ぬかもしれないけど
あなたも明日事故で死ぬかもしれないじゃない。
毎日祈っています。
命を守られていることに
まずはひたすら感謝し
生まれ育った町
よく知っている光景が
何にもなくなった様子や
変わり果てた様子をニュースなどで見ながら
お祈りしています。
そんな日々の中
徐々に宮城県も復興の兆しを見せていると
両親からも聞いていました。
先日、また大きな地震がありましたね。
母は家具の下敷きを間一髪免れたそうです。
壁が落ち
玄関が隆起して
ドアが開かなかったそうです
それでも命が守られたことに
ひたすらひたすら感謝しました
でも
肉体よりも
精神が限界に達してしまいそうで
電話をすると
本当にそれがしんどそうです
物質よりも
心の問題が大きい
また停電、断水、ガスも止まったままの地域が
多いそうです
生きる上で
物質は必要です
でも
それだけではいきていけないのが
私たち人間です
家族のため
地元のため
日本のため
もっと
もっと祈らなければと
思います。

 


ABOUT ME
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まりも
人生にさ迷っていた大学院時代に北の大地で摂理に出会い、散り散りだった日々がまりものように丸くまとまり始める。その後、仕事で首都圏へ。湖に帰りたいと泣きながら激務によりいっそう練達され、大分美しい球状に近づいてきた。近年、暑さに弱いのに日本有数の暑さを誇る地に嫁入り。負けじと光合成に励み、子まりもを増殖。3度の流産にもめげずに第二子、第三子を出産。現在は阿寒湖のように懐広い夫と共に三人の男子まりも、まーちゃん、ひーくん、あーたんの育児に奮闘中。