娘みいが幼稚園の年少(3歳)の時、幼稚園の先生からはっと気づいたことがあります。
それは『怒ること』と『注意すること』の違い。
当時自宅では、事あるたびに怒っていました。
初めての子育てでうまくいかないことも多く
子供に対してイライラ・・・
結果、毎日怒る。
怒る自分に落ち込む。
かなりの悪循環。
なんとか怒らずに済む方法はないかともがいていました。
ある日、娘にききました。
ひろこママ『幼稚園で怒られたことある?』
娘みい『幼稚園で怒られたことは一回もないよ』
ひろこママ『・・・・・・・』
そんなはずはないんだけど。
どう見ても、怒られていると思うんだけど。
娘みい『注意はされるよ。でも怒られたことはない』
なんと、注意されることは沢山あるけど
怒られたことはないというのです。
怒られることと、注意されることの違いは?
娘にとっては、
幼稚園で注意されることは怒られていると感じない?
その原因は、言い方に違いがありました。
幼稚園の先生は、ただ怒るのではなく
冷静に、笑顔で、どこが間違っているのか
本人が納得するように的確に説明、
その後も、子供が心を切り替えられるように、
すぐにフォローしてあげていたのです。
自宅でやっていた教育との違いを様々に気付きました。
自宅でも、そのへんを気にしながらやるようになったら・・・
あれあれ、今までうまくいかなかったことが少しずつうまくいくようになりました。
ほんの少しの差ですが、気づけたことが大きかったです。
その後、自宅で怒ってしまった時、ふと気になり
ひろこママ『ママがみいちゃんのこと嫌いになって、いま怒ったと思った?』
と尋ねてみたことがあります。
娘みい『ママはみいちゃんのこと嫌いになったから怒ってると思った』
と答えたのです。
ものすごくショックでした。
今まで怒っていたすべての時間は
子供にとっては『ママがみいちゃんのこと嫌いになったんだ・・・』
と感じさせるだけの時間だったということです。
その後からは、御言葉で自分の心を更に磨きつつ
なるべく怒らなくていいように工夫したり
怒ってしまっても、すぐにフォローしたり
娘のことを本当に大好きで、愛しているということを大げさに表現するようになりました。
注意するということを意識して、
なんでやったらいけないのか、これをしてしまったらどうなるのか詳しく説明してあげて
本人が納得いくまで説明をたくさんしてあげました。
それからは、
娘みいにいつ聞いても『ママはみいちゃんのこと大すきでしょ。みいちゃんもママのこと大好きだよ』
と言うようになりました。
3歳の時に、気づかなかったら・・・・
恐ろしい溝が親子の間にできてしまっていたかもしれません。
気づけるようにしてくださった神様感謝します。
今朝は、ちょっと娘みいに言い過ぎたかな・・・と思うことがありました。
沈んだ顔で学校に行くところだったので。
このままではまずい・・・
『ちょっと言い過ぎたかな、ごめんね。いってらっしゃい』と謝りました。
今日も笑顔で手を振って学校に行きました。