こども・子育て

あれから5年、、、


もうすぐ、
311東日本大震災が起こった時間

5年前の今日、
4歳になったばかりの娘と
2ヶ月後に生まれる息子が
お腹の中にいました

バスで30分程の千駄ヶ谷(東京)、
娘の体操教室が始まるのを待っていたら、
古い体育館が大きく揺れました

外に出るのと
そのまま体育館にいるのと
どっちがいいんだろう、、、

神様を呼んだら

瞬間、
直前にオーストラリアの地震で
建物が崩れて
日本人が亡くなったことを
思い出しました

外に出よう

固まったままの娘を引きずって
体育館の外に出たら
近くのクレーン車の先の大きな鉄球が
右へ左へ大きく揺れていました

あれが飛んできたら
逃げられないなぁ

余震が続く中、
待っても待ってもバスも来ないし、
タクシーも止まらない、
携帯も通じない

1台だけ通った空車タクシーに
手をあげたら、
臨月近い身重で子連れの私を
押しのけるように
のったオジさん

いざとなると頼る人間は
いないんだ、と思いながら、

神様、神様とつぶやきながら
ぐずる娘の手を引いて
ひたすら歩きました。

4時間程してから
ようやく主人と合流。

私達がいた古い体育館は
天井からガラスが大量落下して閉鎖、
そこに通うことは二度とありませんでした
IMG_5428

(子供達の靴、20センチと17センチ)

そのあとの放射能騒ぎの中、
息子は生まれました

母乳不足でミルクを足す時も
離乳食を作るときも
水や野菜、肉や魚の
安全性に不安を感じたり、

震災前の日付に作られた
離乳食を探したり
トイレットペーパーやオムツを
ケース買いしたり、

不安の中での子育てでした

もうすぐ5歳になる息子

生意気盛りで、まったくもぉ!
と思うことが多いけど

今日、幼稚園から出てくる姿を見て、
元気でいることが何より、と
改めて愛おしく思いました

摂理のメンバーで
被災地で子育てをしたママの話を聞いて、
涙が流れました

生きている私達は、
感謝を忘れてはいけない、
改めて感じました

私達に御言葉を教えて下さる鄭明析牧師は
いつもおっしゃいます。

「神様にいつも感謝感激しなさい。」

「神様は、事故と危険の中で私たちと共になさり、今まで生きてきました。
共にしなければ死んでしまいました。
一つだけしてくださっても感謝すべきですが、
あれこれ共にしてくださったから、その感謝は言葉で表現できません。」

生活に溺れ、
目の前のことに溺れてしまいがちな私、
いつも神様に感謝感激を捧げる
生を生きたいです。

あっこ


ABOUT ME
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あっこママ
東京出身、都内在住、早稲田大学 政治経済学部卒。【 女子高校生チタちゃん、男子中学生トラ君、ぱんだパパの4人家族】 宗教嫌いで旅行三昧だった大学生のときに「キリスト教福音宣教会(摂理)」に出会う。 15年以上、海外出張をし、夜中まで働くキャリアウーマンだったが、子育てを機に、今はテレワークで自分を作り中。 趣味は旅行、陶芸、食べること、お出かけ(水族館、博物館など)etc..。”子供とお出かけ情報”を多数掲載。