ランドセル 購入の時期は?最近の傾向は?


幼稚園の年長になると、

来年度の小学校入学を

何かと意識するようになります。

 

幼稚園からランドセル会社の広告が

配られたり、

幼稚園が配布する無料雑誌も

4月からランドセル特集が

組まれています

 

 

 

そこで、

最近のランドセルについて、

まとめてみました

 

 

1. 購入の時期

 

ランドセルの購入は

以前は、年末年始がピークでしたが、

最近は新年度が始まると

ランドセルの広告や話が出ます

 

地域にもよりますが、

夏休みから秋にかけてが

第一のピークのようです

 

また、

小学校受験が11〜12月に行われるため、

進学する小学校が決定した後、

年末年始までに

第二のピークが来るようです

 

ちなみに、

翌年の新モデルの発表は

1月から8月の間にあるので

 

オーダーメイド、

数量限定モデル、

人気カラーなど

ランドセルにこだわりたい方は

早めの予約が必要です

 

今年の夏休みに

トラ君と一緒に

ランドセル専門店に行った時も

「オーダーメイドのご注文は締め切りました」と

張り紙がありました

 

 

 

2. 学校指定のランドセル

 

私国立小学校では

一部、ランドセルがないところもありますが、

ほとんどの私国立小学校では、

学校指定のランドセルがあることが

多いです。

 

公立小学校は、

ランドセルを背負って登校することは

決まっていますが、

ランドセルの色や種類は

自由に選べるところが

多いと思います(地域による)

 

 

3. ランドセルの歴史

 

ランドセルは

日本独自の文化です

 

近くにあるインターナショナルスクールの

小学生たちは

様々なリュックサックを背負って登校しており、

たまに

「せっかく日本にいるから」と

ランドセルを背負っている子もいます

 

 

 

幼稚園から配布された

「ランドセル読本」という冊子によると、

ランドセルの発祥とされているのは

明治時代に開校した学習院、

 

当時、馬車や人力車で通学し、

使用人に荷物を預けたりして

通学する児童が多く、

「児童たちは学校では平等、

家庭環境を学校に持ち込まないように」

 

学用品は自分で持ってくるように、と

自分で持ち歩くことができる

ランドセルを採用したそうです

 

当初は、持ち運びの利便性が良い

軍隊用の”背のう”(オランダ語で”ランセル”)を

元にしたリュック型でしたが、

明治20年大正天皇の学習院入学祝いに

伊藤博文(当時の首相)が献上した

箱型の通学かばんをきっかけに

箱型かばんが普及し、

 

明治30年には形状や寸法が統一されて、

現在の箱型ランドセルが定着しました

 

 

4. ランドセルの材質

 

「ランドセル読本」によると、

ランドセルの主な素材は

牛革、馬革、人口皮革です

 

高級感がある牛革、

光沢、強度が強い馬革、

価格は高めですが、根強い人気があります

 

そして、50年ほど前から普及してきた

クラリーノなどの人口皮革、

 

軽量で丈夫、多様な色あいがあり、

値段も手頃になるため、

多くのランドセルが人口皮革です

 

5. ランドセルの色

 

親の世代が子供だった頃は、

男は黒、女は赤がメインでしたが、

今は驚くほど色が多様です

 

 

色や形は洋服売り場と同じで、

女子の方が圧倒的に多様です

 

女子は

赤はもちろん、ピンク、茶色、水色、紫、

それに加えて、刺繍やラインストーンなど

選ぶのが楽しくなります

 

男子は、黒が主流ですが、

紺、青も増えてきているそうで

黒や紺に赤や青が入った

複数色のものあります

 

ちなみに、

1年生の間は、

各自治体が黄色いカバーを配布するので、

実際にランドセルの色が外に出るのは

2年生以降になることが多いです(^^)

 

 

6. ランドセルのサイズ

 

プリントやお知らせなど、

小学校からの配布物が

B5からA4に変わった学校も増え、

ランドセルは大きくなっています

 

A4クリアファイル対応

A4フラットファイル対応など

 

下校中の小学生を見ても、

6年生のランドセルよりも

低学年のランドセルのサイズの方が

大きいように思います(^^)

 

 

進学予定の小学校の配布物の大きさを

確認した上で、

サイズを決定することをお勧めします

 

 

7. 誰が買うか?

 

「ラン活」という言葉があり、

気に入ったランドセルを購入するために

売り場を見て回る親子が

 

ランドセルはそれなりに高価な買い物、

3万円〜10万円ほどします

 

ここで登場するのが、祖父祖母。

 

親が購入する場合もありますが、

親子でお気に入りのランドセルを探し、

入学祝いに祖父祖母が買うことも

かなり増えてきているようです

 

この前、

たまたま会った

見知らぬおじいさんと話していたら、

再来春に入学する孫のために買う

ランドセルの話になりました

 

父方(パパ)の祖父母が買うか、

母方(ママ)の祖父母が買うか、

今から牽制(けんせい)しあってるんだよね、と

笑って話していました

 

 

8. どのブランドがよいか

 

さまざまな会社が

ランドセルを販売しています

 

CMなどで有名な

セイバン天使の羽、フィットちゃんなどの

ランドセル専門店の他にも、

多様な企業が販売しています

 

 

老舗ランドセル工房(土屋鞄、池田屋鞄、カザマ、堀江鞄など)

かばん専門店、

量販店(イトーヨーカ堂、イオンなど)、

子供服ブランド(ミキハウスなど)

アパレルメーカー(キャサリンコテージなど)、

スポーツメーカー(ナイキなど)

デパート(三越伊勢丹など) etc.

 

親子のお好みにあわせて、

色や模様、

重さ、

金額などを検討し、

 

複数の会社のランドセルを

試した上で

決定することをお勧めします

 

 

9. 我が家の「ラン活」

 

ちなみに、

年長のトラ君、

夏休みにランドセルを購入しました

 

トラ君のおばあちゃんが

「買ってあげるよ」と口火を切り、

「早く買わないと売り切れるよ」と

催促され、

 

すっかりその気になったトラ君と

ランドセル専門店を

いくつか見て回りました

 

姉のチタちゃんと同じランドセル専門店に行き、

費用対効果がよいから、とぱんだパパが薦め、

使い勝手が一番良いよ、とチタちゃんが推薦し(笑)、

 

ショールームに行ったところ、

トラ君の気に入った色と形を見つけ、

トラ君の心は決まり、

おばあちゃんに買ってもらいました ♫

 

本当にありがたいです(^^)

 

 

ランドセルは

注文してから特注で作ることが多いです

 

注文が殺到すると

納期が数ヶ月になることもあります

 

 

ランドセルが家に到着するまでの1ヶ月間、

 

トラ君は毎日のように

「らんどせる、きた?はやくつかないかなぁ」と

玄関のベルが鳴るたびに

目をキラキラさせており、

 

ランドセルがついた後は

しばらく毎日背負って

遊んでいました(笑)

 

ピカピカの1年生まで

あと半年です

 

あっこ

 


ABOUT ME
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あっこママ
東京出身、都内在住、早稲田大学 政治経済学部卒。【 女子高校生チタちゃん、男子中学生トラ君、ぱんだパパの4人家族】 宗教嫌いで旅行三昧だった大学生のときに「キリスト教福音宣教会(摂理)」に出会う。 15年以上、海外出張をし、夜中まで働くキャリアウーマンだったが、子育てを機に、今はテレワークで自分を作り中。 趣味は旅行、陶芸、食べること、お出かけ(水族館、博物館など)etc..。”子供とお出かけ情報”を多数掲載。