半年ほど前に、大ベストセラーの漫画版
「君たちはどう生きるか」(原作 吉野源三郎)を読んだ
漫画と文章が組み合わさっており
あっという間に読めた
その漫画と活字が交互に出てくるリズムの良さに
活字離れの若者にも
大ベストセラーになっている理由がわかった(^^)
一気に読んでみて、
個人的に印象に残ったのは、
最後の方のシーン
「これはゲーテの言葉だ。
僕たちは、自分で自分を決定する力を
もっている。」
「ひとつわかったことがある。
宇宙が地球を中心に回っていないように、
世の中が自分を中心にして回っているわけじゃないってこと・・・
誰か1人の人間を中心に世の中は回っているわけじゃない。
でも、だとしたらさ、おじさん
この世の中はいったい
何を中心に回っているの・・・・・?」
(漫画版「君たちはどう生きるか」P321,322より抜粋)_
題名が「君たちはどう生きるか」という質問形式であり、
最後まで、問いかけであり、答えが書いてあるわけではない
答えは人それぞれ違うのだから、
読者が自ら考え、探すようにうながしているのだろう
漫画のストーリー的には
大失敗し、悩み、葛藤したコペル君が
勇気を出した結果・・・
(これ以上はネタバレするのでここまで)
と、すっきりとした結末になっている
最後の晴れ晴れとしたコペル君の表情に読後感もよい
コペル君はこのように生きていく、
「それで、あなた(読者)はどう生きるのか?」という
質問を問いかけられて、終わっている
あなたはどう生きるか?
何をして生きるのが良いか?
世の中の中心は何か、何を中心に考えて生きるべきか?
そもそもあなたはどう生きるべきか?
そして、あなたはなんのために生きるか?
それに対する答えはない。
答えは一生かけて見つけていくから、ということだろう
でも・・・
その答えを見つけることに一生かけたら
そのあと、実践して自分のものにしていく
時間は無くなってしまう
答えを見つけるのにも時間がかかるならば、
実践していくにはもっと時間がかかるだろうから。
私はこう生きるべきだった。
私はこのために生まれてきたのだった。
世の中の中心はこれで、
このために生きるのが
自分が生まれてきた意味をなすことだった。
一生かかって、
それが人生の最後に見つけた答えだったとしたら、
あとに残るのは
「でも、できなかった」という後悔ばかりになるのではないだろうか。
聖書は、万物と人間を創造した神様が送った
霊感を通して書かれた本だ。
別名、人間取扱説明書、という名前もある(笑)
掃除機の説明書を見れば、
何のために作られたのか?
どう使えばいいのか?
こわれたときはどうすればいいのか?
わかるように、
人間取扱説明書の聖書を読めば、
あなたはなぜ存在しているのか?
あなたはなぜ創造されたのか?
あなたの人生の目的は何か?
あなたはなんのために生きるか?
あなたはどう生きるか?
その答えは書いてある。
答えが書いてあって、
人それぞれ違った答えを得ることができる聖書、
聖書こそ、今のこのとき、
日本で大ベストセラーになるべき本だ。