つれづれ

通じる水準


今日は結構大事な会議で
大きな会社に行ってきました。

前の会社は本当に小さくて
今の会社に入った時
すごいなーと思いましたが
今日ロビーで待ってるうちに
今の会社も小さく感じました。

このように上を見たらきりがないです
それでも最初の会社が懐かしくなるときがあります
大きければいいというものでもないのです

とはいえ、キャリアアップはこの世では
大変ステータスの高い事です

しかし
それも終わりがあります
どうせ投資するなら
一番いいキャリアは
永遠になくならない天国で積みたいものだと
逆に言えば
もうそこではアップできない訳なので
この世にいる時に最高にやっておきたい

受験で失敗して、ああもっと高校の時に
遊ばないで勉強しておけば人生変わったのに

とかいう何億倍の後悔は
したくないなあと
思いながらヒトの流れを見ておりました。

 

さてさて、今日のお話

唐突ですが
私は母親ととても仲がいいです。
よく二人で旅行に行ったり
遊びにいったものでした

先日、久しぶりに母が私に会いにきてくれました

仕事についてからは気を使ってか
なかなか遊びにきてくれなかったのです

それで色々と観光に連れて行きました

ホテルでガイドブックを見ながら
どこ行きたいかをしぼって、コースを組んで
いざ出かけました。

でも
昔みたいに楽しくはなかったです

なんでだろうかと考えてみました
本当に久しぶりだから
心から楽しんでほしかったのに

帰ってきて一人で夕食を作ってるうちに気がつきました

ああ、価値観が変わったからだ

母と私は趣味も好みも似ていたので
多くのものを共有できました
だから一緒にいて楽しかったのです

しかし、私は摂理の文化に触れて
もっともっと高い次元を知りました
この世の娯楽では満足できなくなりました

だから合わなくなったんです

かといって戻る訳にもいきません

天国を目指すためには
天国の水準にむしろ近づく事が目標なのですから

だから母を引き上げるしかない

もう一度
昔みたいに本当に一緒に楽しむために

それで
これが主の心情なんだなと悟りました

主も同じく一緒に楽しみたいし、共有して喜びたいと思うのです
だけど私たちの水準が低すぎて
同じ価値観で生きれないから
ひとつになれなくて寂しいのではないかと

かといって主が降りてくる訳にもいかない

私たちが主の水準になるしかない

そう考えると
御言葉は主が懸命に私たちに手を伸ばして
引っ張り上げようとしている手のように思えて

ああ、まさしく御言葉は主だ

と認めるしかないのです

そしてその御言葉を受け入れる事が
その手を掴む事だなと

実践して
登っていく
作っていくんだな

母が私を理解したい、同じ目線で生きていきたいといってくれたら
そうでなくても愛するからなんとかなんとか
引きあげたいのに
自ら求めてくれるなら
どんなにうまく行かないことがあっても
心情痛められても
あきらめられない
頑張りたいと思う
愛するから

主もそうなんだ

そう思ったんです

だから
あきらめないで
自分から
頑張ろうと思います。

 

途中で電車の乗り換えを間違って
1日予定がおじゃんになりました

すごく申し訳なくて
意気揚々とした1日目のことだっただけに
すっかり私はしおれてしまい
少し得意げにエスコートしてた分
恥ずかしく、情けなく
なんだかんだで母も楽しみにしていた出ばながくじかれ
さすがに不平が漏れました

その日の夜
本当にごめんねと話すと

あなたがいればそれでいい
一緒にいる事が大事なんだ

そう言われました

分かれたあと

電車の中でこらえられず涙が流れました

主が
このようにひとりひとりを
愛しているんだな

こんなにこんなに間違っても

そして
その一緒にいる事さえ
意識できなくて
ろくにできてもいない

たったそれだけ
それだけなのに

その悲しみを思い
涙が止めどなく流れて
お祈りしました

 

主に通じる
水準までいきたいです。


ABOUT ME
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まりも
人生にさ迷っていた大学院時代に北の大地で摂理に出会い、散り散りだった日々がまりものように丸くまとまり始める。その後、仕事で首都圏へ。湖に帰りたいと泣きながら激務によりいっそう練達され、大分美しい球状に近づいてきた。近年、暑さに弱いのに日本有数の暑さを誇る地に嫁入り。負けじと光合成に励み、子まりもを増殖。3度の流産にもめげずに第二子、第三子を出産。現在は阿寒湖のように懐広い夫と共に三人の男子まりも、まーちゃん、ひーくん、あーたんの育児に奮闘中。