つれづれ

信じること


子育て奮闘中のまりもです。

 

まーちゃんはこの頃「高い高い」をすると喜びます。

縦揺れが好きな傾向は以前からあったのですが

特に急な動きが面白いらしく

ポーンとあげられたり、ストンと落とされたりすると

きゃっきゃとよく笑います。

そうして遊び疲れてお腹が減るとわーんと泣いて

ミルクを飲み終われば後ろに除けってみたり

落ちるよー^^;

腕の中で縦横無尽に動き回ります。

危ない^^;

まあ、落ちるとか考えてないからなんですけどね。

 

それをみながら

この子の私に対する信頼って100%なんだなあと

改めて感じて

これってすごいことだなあとしみじみ思ったりする次第です。

 

何かを100%信じるって

大人になるとほとんどできないと思うのです。

どこかで計算してしまう。

でも、人間て本来はそうじゃなかったんだなあって。

 

信じてもらうことはものすごい力です。

 

信じて全身を委ねている我が子を見て

絶対守りたいと思うし

大変でも放り出すことはできない。

大人でも、頼られたら無下にはできないと思うのですよね。

 

ここで私が力を抜いたら落ちるとか考えないんだよな

泣いて騒いで見捨てられるとか、考えもしないのだよな

 

当たり前だけど

改めて考えて見ると不思議な感じ

 

人も信じてもらうと、自分が思っている以上の力を発揮できたりします。

逆に不審の目で見られていると、一層プレッシャーがかかって、思うように力を発揮できないことが多いように思います。

 

以前、まりもの行っている教会に別な教会の牧師さんが来られた時に

その方はいつもたくさん教会のみんなによくしてくださり

ここまでしてくださるのかと思うぐらい、滞在中はすべての時間を出してくださるのですが

皆さんが信じてくれるから、自分はできるんだ

とおっしゃっていて

 

自分は何も直接的にはできないからと思いがちで

自分なんて取るに足りないと感じてしまう人が多いけど

ただ、信じることも

相手に大きな力を与えることになるんだなあと

しみじみ感じました。

 

話をするときですら、相手の反応によって話すことも変わるし

話が上手な人は聞き上手だっていいますが

よく、聞く

これが簡単なようで難しいと思うのですよね

 

鄭明析先生の教えてくださったことの中に

「愛は関心だ」

ということがあるのですが

本当にそうだなと

関心を持って、反応してこそ

一体になることができる。

ステージの上に立つ人は目立つけど、実はとっても孤独でもある。

聴衆が一体となったステージは

ものすごいエネルギーと感動に満ちるけど

それを作り出すのは

ステージに立つ人と、聴衆一人一人。

ステージの上の人だけでは限界がある。

その一人の、真実な関心が、反応が

ステージとその間にできる孤独を埋めることができるすごく大きな力になるから。

誰か一人でも絶対に自分を信じてくれる人がいたら

人はそれだけでも強くなるんじゃないでしょうか。

 

目立つところに目が行きがちだけれど

実はそれを支える背景のような一人一人が重要なんだなって

 

神様も

 

信じないところに働くことはできない

なぜなら働きかけてもわからないから

答えを教えても信じてその人が解答欄に書かなければ全く意味ないのと同じ

だから信じる一人の価値がどれほど大きいか

神様にしかきっとわからないんだろうなと

でも私たちは自分で自分の価値を判断してしまう

自分なんて、って

 

一方で、そんな自分を誰よりも最後まで信じてくれるのも

神様

 

だから神様に出会うことが

人生にとって本当に大きいと思うのです。

自分を最高に愛して、価値ある存在として大事にしてくれて

どんなときでも最後まで信じてくれる存在。

 

だからまりもは神様を認めたとき

人生は絶対一人ぼっちの道だと思っていたところから

ああ、ずっと私を見ていてくださった存在がいたんだと

言いようのない孤独と虚しさから解放された感じがしました。

 

 

信じること

 

小さいようで

大きなこと

 

この小さい赤ちゃんですら

信じることでこんなにも力をくれる

 

全身を委ねて、なんの疑いもなく

スヤスヤと眠る姿に

私は今日も母になる力をもらっていると思うのです。

 

 


ABOUT ME
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まりも
人生にさ迷っていた大学院時代に北の大地で摂理に出会い、散り散りだった日々がまりものように丸くまとまり始める。その後、仕事で首都圏へ。湖に帰りたいと泣きながら激務によりいっそう練達され、大分美しい球状に近づいてきた。近年、暑さに弱いのに日本有数の暑さを誇る地に嫁入り。負けじと光合成に励み、子まりもを増殖。3度の流産にもめげずに第二子、第三子を出産。現在は阿寒湖のように懐広い夫と共に三人の男子まりも、まーちゃん、ひーくん、あーたんの育児に奮闘中。